本日は、日中、都内で空き時間ができたので、新宿末廣亭へ遊びに出掛けた。
ボクの到着したときには、花緑の話のお仕舞い近く。
寄席の世界では、20日までが正月とのこと。
三遊亭歌る多とその弟子二人の女性三人が様々な松の形を模写していくという「松づくし」など、お目出度い空気感を楽しむことができた。
ナイツがテレビで紹介していた浅草芸人の「すず風 にゃん子・金魚」を最前列で観られたのも得がたい機会だったかな?
今いくよ・くるよの東京版みたいな印象があって、ゴリラの形態模写も秀逸。ただ、慣れると飽きちゃうんだけれど・・・。
三遊亭圓歌師匠を間近で観ることの出来たのは一番の収穫。
今日は、本格的な自作のネタではなく、雑談程度ではあったけれど、85歳の重みは感じられた。
あとは、残念ながら「これ」というものがなかった・・・。
昨年、春風亭昇太が主任を務めた会に来たときは、若手からベテランまで粒が揃っていて大いに笑ったものだが、市馬主任の今日はなんとも物足りなさが残った。
限界に挑戦しない笑いが多かったせいだろうか。定石の上にあぐらをかいているから笑いが古く、低回趣味となってしまう。
特に悪かった人のことを書くのは気が引けるから、胸にしまっておくか・・・。
お土産にギタレレ漫談ぴろき(1月下席昼の部出演予定)のストラップを求め、所用のため夜の部は観ずに末廣亭を後にした次第。