明鏡   

鏡のごとく

「仲間」

2019-06-15 04:13:47 | 茅葺
今日は現場付近で雨が降る予想になっていたので、日田の作業場で、竹や杉皮の積み下ろしや、茅や麦わらの元打ちを作っていた。

作業場の仕事は、今まで根を詰めすぎて、黙々とやることが多かったが、今日は仲間の原田さんと伊藤さんとせがれとともに手は動かしつつも、楽しく和気あいあいと話しながらの作業であった。

冗談が言い合える仲間がいてくれることに感謝した。

本当に、人生をより良く、充実させていけるのは、いい仲間がいることが大切だと思った。
せがれにロープの縛り方や力の入れ方?など丁寧に教えてくれたり、包み隠さない、損得のない、そのまんまの生身の男子トークが殊の外、面白かった。

いい兄貴たちがいてくれて、せがれは幸せである。

私も心が穏やかで楽しく平和になれて、本当にありがたかった。

働き方を考える意味でも、今日は、いい日であった。

仲間と和気あいあいとできる仕事こそ、いい仕事になっていくと信じることができる日であった。

親方や上村さんは、経営者の立場から見える景色も違っているのかもしれないが、お二人とも働きすぎて体を壊さないほどタフではあるが、親方もお年のせいか、体質のせいか、脱腸で入院されたり、体のあちこちが痛むというお二方なので、無理ばかりせず、体をいたわって、いただきたい。

我々も、もちろん、力の限り働いているので、メリハリをつけるためにも、休養も大切にしていけたらと思った。

いい仕事にも、いい人生にもなるように。

これからも、よろしくお願いいたします。