退職後の生き方は感謝を込めた恩返し
退職後の人生をどう生きていこうかと考えた時、現役世代の長い間、
それなりに、心身共に窮屈な鎧を纏ってきたものを、脱ぎ捨て純粋
に自由な時間を十分に楽しみたいと思うは自然である。家族や金銭
的な問題は個々によって違いはあるが、今回はそれは別問題として
考えると、自由な時間を他人に迷惑をかけない範囲で、なんでも好
き勝手に生きてもいいと云うことではないと思う。
勿論、老後に何も心配することがなく、自分の自由に楽しい生活を
送ることは、否定されるものではないが、現役をリタイヤしたから
と言って、社会の仕組みの中で生きていることには違いない。人間
死ぬまで一人で生きて行くことはできない。
だとしたら、退職まで様々な機会で支えて貰った多くの人達や社会
に感謝する行為として、地域社会に可能な範囲の貢献をすることで、
有意義で楽しい人生を、生き甲斐を持って生活していくことが私の
想いである。