ひとりの時間を楽しむ習慣
現役時代の毎日の生活は、殆どの時間は人との関わりの中で一日を
過ごしてきた。会社での打ち合わせ、顧客や外注との話し合い、家
に帰ってからは家族と一緒に居間で寛ぎ、寝る時だけ自室で一人に
なる。それが、退職を向かえると一変して人との接触が大幅に少な
くなる。最初の頃は多少の寂しさは感じたものの最近では殆どの時
間は自室に籠っている。
しかし、決して寂しいとか疎外感は感じず、逆に自由で開放感すら感
じて一人自室に引き籠っている生活をエンジョイしてると言っても過
言ではない。別に何かに集中して、一心不乱に取組んでる訳でもなく、
読書や海外映画を観たり、ネットで他者のブログを読んだりして時間
を余してイライラすることもない。
つまり、現在の生活で自室に籠ってる時間が多いのは、自ら好んで一
人で過ごす時間を楽しんでいるのである。そこには孤独感とか閉塞感
は全く感じない。ここ2~3年間の内に、コロナ禍の影響もあるが、新
たな人間関係を築きいて行くことの必要性を感じなくて、今迄に築い
てきた友人・知人で満足してるかもしれない。
今後も習慣となった一人自室に籠って楽しむ時間を知能が喜ぶことに
使えたらと思っている。