多様性を受け入れることとは?
数年前から「多様性」について多く語られてきたが、私も単
に世の中には様々な考え方や価値観がありそれをそのまま受
け入れ違いを理解すること程度にしか思っていなかったが、
本を読んだり、いろいろな解説を読んで私なりに理解したこ
とを纏めてみた。
「多様性とは多種多様に違うものがそこある」ことで、多様
性を受け入れるということの本質は、相手のことを理解しよ
うとすることではなく、その考えを理解できなくてもありの
ままに受け入れることである。そして多様性のある社会とい
うのは、多種多様な考えや思想、文化的背景を持つ人々が共
生する社会であると云うことである。
つまり、相手の考えを理解する必要はなくても知ることは大
切で、無理に共感する必要はないけれども、知ってもらえる
ことは人間の大きな喜びである。それにはお互いにやさしさ
を持って正直に話し合うことで違いを認め合い、共通点を見
つかればそれを大切し良好な人間関係が築けられることに繋
がる。
世界中の人々が、この多様性を理解することで、争いごとをな
くする一つの要素として重要なテーマであることは間違いない
と思う。課題があるとすれば言語の壁を如何に克服するかだと
私は思っている。