我々人間は考え方によってはちっぽけな存在
私が今、死んでも地球は変わらず自転し、その地球が突然消えても
太陽系は無くなることはない。更に太陽系が万が一無くなっても宇
宙は無くなることはない。そんな考え方をすると地球上の一人の人
間なんて、ほんのちっぽけな存在だといえる。人間は地球によって
生かされている状態で、宇宙から見るとちっぽけな存在の地球に小
さな籠の中で飼われてるようなものである。
そのような存在と考えると、人生には様々な問題に直面し苦悩する
が、例えば、親友との決別、受験の失敗、失恋、解雇、会社の倒産、
離婚、死亡なども宇宙全体から見れば、一個人の苦悩など取るに足
らない、ちっぽけな問題といえる。そして地球上で起こっている様
々な出来事は、どれも小さなものと思えてくる。
しかし、人間は自らの抱えている問題には、真正面から受け止め持
てる力を発揮して乗り越えようとする。時には、挫折して落ち込む
こともあるが、心の隅にでも人間の存在は宇宙規模から見るとちっ
ぽけで一人一人の抱えてる問題なとは無にも等しいと考えられると
知っておくことは、決してマイナスではないと思う。つまり、大袈
裟に重大なことでもないと考えられるなら、少しは楽な気持ちにな
れるかもしれないと私は思っている。