時代によって変化する日本の集団主義
よく日本の常識の特徴とか日本人の考え方と言って、集団主義
とか仲間意識が強いという所謂「群れる」と言われる。それは
自分もその社会の一員である安心感があり協調性も育まれると
思っているからである。
しかし現代の社会では、この考え方も変化しているようで、どち
らかと言うと若い世代や現役の社会人は「群れる」ことより個人
優先主義的な考え方を持って人が多いように思っている。
そして「群れる」ことの意義も変化して、様々な考え方や価値
観を知ることがで、そこから自分の感性を基に考え方や価値観
も形成され進化していくと捉えてるとしたら「群れる」ことを
自分なりに上手く活用しているのかもしれない。
しかし、殆どの人間が個人主義に変化した訳ではなく「群れる」
ことに自分なりの居場所に生き甲斐を見出す人もいるだろう。つ
まり「群れる」=集団主義ではないということである。
現代は多様性の時代で、様々な人間関係の於いて、互いの違いを
認め合い共存することへと変化しつつあるが故に、自分を見失わ
ずに現在の感性を信じて変化に適応することが大切だと私は思っ
ている。