ストレスを溜め込まないためには
人はよく「ストレスを感じる」とか「ストレスが溜まる」と
言われるが、私自身は、こんな状態がストレスかと実感した
ことがない。実際にはそんなことはなく、ストレスそのもの
を理解してないだけなのだろう。定義は「外部からの様々な
刺激によって自分の心や身体に負荷がかかり、歪みが生じる
緊張状態のこと」とある。
では、外部からの刺激の要因とは、天候や騒音などの環境的
要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心
理的な要因、人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなど
の社会的要因などがあるそうだ。つまり、日常の中で起こる
様々な変化がストレスの原因と云うことである。
ストレスを受けている状態では、眠れない、お腹が痛くなる、
怒りっぽくなるなどの、個人特有の何かしらの「ストレスサ
イン」が出ていて、気付かないままストレスを受け続けると
心身の調子を崩してしまう。自分自身の「ストレスサイン」
を知ることは大切で、自分のストレスに気付くようになると
休息を取る、気分転換をするなどのセルフケアが早めに対応
できるだろう。
つまり、ストレスを感じたり、溜まったりするのは、個人差
が大きく感受性の強弱によっても感じる度合いが違う。スト
レスをまったく感じたことのない人はいないなら、自身の「
ストレスサイン」を知ることは、現代の様々な変化に対応し
ていく上でも大切なことだと感じた。