生まれつきの特性を生かして、生きる目的に変える
以前も書きましたが、人間生まれてきた理由はありません。しかし
自分の特性を見つけ、従う生き方はできる。特性を生かす生き方が
最も自然であり、自分を最大限に生かす生き方である。人間には生
物的特性の差は殆どなく、二足歩行ができ、考えたり、話したり、
笑ったりと、能力に大きな差はないが、しかし「大きな違い」はな
いだけであり「小さな違い」はたくさんある。
例えば、私は小さな時から「考えることが好き」という性格がある
が、なぜ自分がそうした性格なのか自分でもわからない。また運動
神経は昔から良いほうで、学生時代の運動会では特に努力をするこ
ともなく、いつも一番で、常にリレーの選手に選ばれていた。私が
そう望んで身につけた訳ではない。ただ「そうなの」である。
人間には、自分が「頑張らなくてもできること」「初めからある性
格」を誰でも持っている。それが個人が持つ、生まれながらの特性
である。自分が生きる目的を定めるために,特性に気づき、伸ばし、
役立てる。
生まれてきた理由はない代わりに、生まれつき持っている特質、能
力、体格、性格は人様々で、それらを上手に生かして、生きる目的
に変えていくと云うこである。自分として生まれたら、自分らしい
人生を創り出して行くことが幸せに繋がると私は思っている。