高齢者の恋愛感情
私は現在60代バツイチのシングルで大別すると高齢者の区分に入る。
恋愛は、お互いに相手を恋い慕う感情があって確立することだとした
ら現在の私は恋愛をしてるとは言えない。なぜなら、自分が一方的に
憧れ恋してるだけで相手に気持ちを伝えることもせず、それでも恋し
てる自分に満足し、生きる原動力の一つになってると思っている。
若い頃には考えられなかった感情の変化であると共に、多少の寂しさ
があるのも偽らざる気持ちである。これから先、本来の意味の恋愛が
できたとしたら、それは嬉しいことに違いないが、今は積極的に恋愛
関係を築きたいとは思っていなく、たとえ築こうと思っても相手が同
じ気持ちになってくれるとは限らない。
世間一般的には、年を取ると枯れてくると言われるが、それは大きな
誤解で、いくつになっても「男は男」「女は女」である。そして生殖
機能は衰えていっても性欲は変わらない。確かに、恋愛はワクワクす
るような感情が生まれ、心身に活力が出て、生きることへの意欲に繋
がる。いくつになっても、たとえ片思いでも恋する気持ちを無くさず
に生きていきたいと今の私は思っている。