妄人妄語 衆議院議員野田聖子さんの選挙公約消去 有権者・国民を愚弄するサイト一時閉鎖に抗議します!「非道」はどっち?

すいませんがコメントはご遠慮いただいてます。選挙公約に関する記事はカテゴリから「野田聖子批判」を選択してください。

某野党は子供の写真をビラに使うのはやめてください!

2004-12-15 13:27:24 | Weblog
以前与党のある大物政治家が公共事業に関して「道を作れば子供もそこを通るのだから、決して無駄ではない」ということを言っていた。これは討論番組で子供たちに借金を残すのはけしからんので無駄な公共事業はやめよ、といわれたときの反応であった。

なるほど、と思うと同時に子供たちは果たしてその公共事業に賛成するだろうかという疑問がわいた。今現在ほとんど十分な説明が行われないままにいろいろな公共事業が行われたり、公共の施設が売却されたりしている現状で有権者でさえ蚊帳の外に置かれ、自分の意思は何年に一度かの選挙でしかない。さらに現在の有権者の口をふさぐために、未来のまだ存在すらしていない人間を持ち出して「子供たちのために」というのは、非常におかしなやり方だと思う。

「子供たちのために」という言い方をされるとなかなか反論はしにくい。非常に曖昧模糊とした霧に包まれるような気分になってしまう。

教育に関する議論でもそうだ。ある野党は、教育の問題は文部科学省が悪いという言い方をして、権限を地方に移せという。本当にそんなことで教育の問題がなくなると思っているのか。正直この程度の議論しかできない野党を支持してしまう国民にも問題があるのではないかという気がして仕方がない。自分はあまり偉そうなことはいえないが、具体的な政策を分かりやすく国民に伝えるのが政治家の役割ではないのか。

野党が何かというと選挙期間中に教育や食の安全といった、いわば政治の側では直接扱うのが難しい問題を取り上げるのは、防衛や安全保障といった、それこそ国の根幹にかかわるだけでなく今まさに議論すべきことに関して議論すれば「負ける」という意識があるからではないかとまで思ってしまう。

ある野党がよく自宅のポストにビラを入れてくるが、その一つには子供の写真が大きく使われている。ふくれっつらの顔である。私は思う。「親の顔がみたい」と。この子は大きくなって自分の顔がそこに使われたことをどう思うであろうか。自分ならはっきりいっていい気はしないだろう。

それともそういうことに疑問を抱かないように育てるということであろうか。それとも、そのビラは外注で、どこかの子供タレントを使っているので、中味とは関係ないということであろうか。野党のビラがどこも似たようなものになるのもそのためか。

イメージはたしかに大切かも知れないが、それは政治家自身の言葉によってなされるべきであり、関係ない子供を使うのは自分には非常に印象が悪い。かりに子供タレントでも親はそれを許しているのであろうか。政治家も親も子供を利用するのはできるだけやめるべきではないか。