【布団をしく？ひく？】

はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩５分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸として、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

こくご食堂今日のお話は、[布団をひく？しく]

朗読教室の時間、偶然布団の話になりました。
「布団を敷く（しく）が正しいのですが、「ひく」と言う地域があります。」
関西におおいそうですが、私の両親は関東ですが「ひく」と言います。真面目に考えたこともありませんでした。

以前通っていたアナンサー教室や、朗読教室では言葉の話になります。へんなイントネーションはなおされます。布団は「敷く」が正解ですが、他の話に脱線することもしばしば。

今回は、関西で自転車を(じでんしゃ)と言うそうです。どんな時に困るか？それは、パソコンや携帯電話の日本語入力です。音で覚えている単語、（じでんしゃ）をいれても「自転車」は変換されません。そこで、「あれ？」と考えるそうです。そんな苦労があるとは知りませんでした。

それでも、方言はとても味があって、そのままでいてほしいところもあります。今回のビブリオバトル中学生大会で優勝した生徒さんは、関西弁での発表でした。
https://www.youtube.com/watch?v=RJdtKEK75Vk
ビブリオバトルとは、自分の好きな本を５分間、原稿をみないでプレゼンテーションするバトルです。４，５人で発表して、最後に自分意外の発表に投票して優勝者を決定します。全国大会では、一般の聴講者がうちわをあげて投票します。時間を短くし、好きな絵本を紹介する形式を私の塾で開催する予定です。

話がそれてしまいました。朗読をしていると普通に発音している音でも、あれ、アクセントはどこかな？この発音あっているかな？と言葉に注目する機会が増えます。そして毎日書いているブログでもそうです。この言葉よりも、こっちの言葉のほうがいい響きだな。音にすするとこっちがいいけれど、文書にするとインパクトが弱くなるな。言葉を選ぶ練習ができます。

みなさんも、メールを打つ時、言葉選びを楽しんでみてください。


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