こくご食堂本日のお話は
🔺自称ハンサムな父と紫陽花
「浮力とハンサム」
頭で考えるより、行動
というタイプな私。
実践の経験からだと、記憶に残りやすいものです。
大手進塾で講師をしていたときや、理科実験教室で教壇にあがっていたとき、なかなか実感できなかったのは、浮力。
特に水中。
中学生に教科書で教えるときは、苦難でした。
今回、浮力を実感しました。
それは、父と母のお風呂でのこと。
お湯張りをすると、機械に設定した水位でとまり、
「お風呂にはいれます!」
という独特の音声が流れます。
いままでは、なんの疑いもなく、お風呂タイムでした。
両親共に高齢なので、風呂桶に入るときは手伝います。
水中だから浮くはずですが、出たり入ったりが大変そうでした。
ある日。
いつもより水位が高くなっていました
。
「気をつけてね!」
あれれ。
いつもより簡単に入水。
出るときも、ふわっと上がりました!
浮力だ!
当たり前だけど、忘れています。
生活に理科!
浮力とは関係ないけれど、もう一つ発見。
母は足を後ろに上げて湯船に。
父は足を前に上げます。
なんだ。
父のやり方のほうが危なくない。
これも、気がつかないもの。
なんでもやってみることですね。
そして、去年はビクビクしながらやっていた父の髭剃り。
あるときは、父の通っている床屋でコツを質問し。
またあるときは、カミソリ選びでなやみ。
以前は30分くらいかかっていましたが、今では5分でできるようになりました。
「髭剃ってくれる?」
今日は珍しく父からオファーが。
チヤッチャと終わりました。
髭がのびないうちにやるのもコツ。
「髭剃りして、かっこよくなったね!」
と私。
「もともと、ハンサムだからね。」
ハンサムって、久しぶりに聞いたわ。
さすが大正15年生まれ。
🔺自称ハンサムな父と紫陽花
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