昼ごろ母のホームに行ってみると、姉夫妻が来ていた。
母は少し興奮気味で、ホームのことを虐待の施設だの何だのと言っていたので、
こんなに面倒を見てくれるところは他に無いんだよ、と言って聞かせた。
開始時刻になり、施設長や県会議員の方々が開会の挨拶を始めたら、
母は気分が悪いと言い出した。
会場の暑さと人の多さで具合が悪くなったらしい。
自室に引き上げ、露天で食べ物と飲み物を買ってきて、
四人で飲み食いしているうちに一二時間経った。
今日の見舞いはそこでお開きにして母を残し、わたしたち三人は近くの食堂に入った。
そこでもビールを一瓶飲んでしまい、かなりの酩酊状態になった。
食堂で姉夫妻と別れ、よろよろ歩きながら帰宅したら、
睡魔に襲われ、この時間まで寝てしまった。
これから明日の準備でもするか、どうしようか。
せめて桁の大きい数詞の読み方と、あとは、
ええとあれだ、比較級の特殊な形だ、あれを復習しようか。
受験前から不合格と分かっている試験なんて久しぶりだ。
やはり4級との差を把握するのが遅かったな。
のこのこ不合格になりにいくのも気乗りしないが、
自業自得だ。