粗大ごみの片付けをしなければならず、温かい寝床を渋々離れた。まるでねこのようだ。
三十分ほどで片付けは終わり、近場のスーパーに食べ物を買いに行った。
大型店舗の方は大盛況。ジュースを買って飲みたかったけれど、レジの行列がすごかったので、別のスーパーに行った。
そちらは閑古鳥が鳴く程ではないにせよ、経営状況が心配になるほど客足が少ない。
このまま行ったら本当につぶれそうだ。
帰宅してシャワーを浴び、ウィスキー&ソーダをひっかけながら映画を観た。
『検察官閣下』 (ヘンリー・コスター監督 1949 米)
『心の旅路』 (マービン・ルロイ監督 1942 米)
どちらの作品も原作は未読。
調べてみたら『検察官』はほぼ翻案といっていいほど変えられているようだが面白かった。
昔の喜劇は罪が無くていい。昔ぁよかった、などと年寄りじみたセリフを言いたくなる。
『心の旅路』は展開に無理がある。戦争で記憶喪失になった主人公に献身的に使えるヒロインが、
何でもって実業界に戻った主人公の秘書になれたのか。
それにしても寒い。ウィスキーはまたネタ切れになった。
ちょっと飲み過ぎか?内臓に良く無さそうだ。