午後に二三時間眠るつもりで横になっても一向に眠れなかった。
こんな時は映画でも観るに限る。
『ゼンダ城の虜』(ジョン・クロムウェル監督 1937 米)
主人公と瓜二つの国王との出会いから戴冠式辺りまでは少しダラダラしていた。
正体を偽ったまま、フラビア姫と様々なやり取りをしているあたりから、だんだん面白くなる。
悪漢のエンツォ役が好演でストーリーを引き締めていて、
続編を予感させる最後だな、と思ったらやはり原作小説には続編があるらしい。
王家を捨て去るわけにはいかない姫との別れは、冒険物らしい最後だった。
機会があったら原作も読みたい。