望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

舞台の裏のウラ話・その2

2011-11-02 10:45:13 | 舞台・ウラ話

1時間近く、死体で舞台に転がってるって、
どんな芝居なんだと思われるでしょうが、
私にしては珍しい、サスペンスだったんですね。

落盤事故がおこって、
トンネルの中に、何台かの車が閉じ込められて、
という、いわゆる密閉空間サスペンス。

なもので、全員出ずっぱり。

そりゃそうですよね、
出られないというシチュエーションなんだから(笑)

なもので、結果的に、死んでもハケられず 

なもので・・・、

その場にずっと死んでなきゃならなかったんです。



こういうサスペンスではお決まりの、
だんだん人が死んでいくパターンだったんですが、

物語の中盤、山場での、
ものすごくおいしいシーンで死ぬ役で、

そのおかげで、まぁ、舞台センターの、
やたらと目立つ所に安置されまして(笑)
シンドイなんのって!



そういえば(・・・と、突然の脱線

芝居での死に方って、
人それぞれに、やり方を編み出しているんでしょうが、

たぶん、
<みんな、こんな感じで死んでるんだろうな>

という共通項はあると思います。


あの、
死ぬ演技っていうと「ぐったり」って思いますよね。

体の力を抜いて、いかにも「ぐったり」って・・・。


ところが、それだと意外にうまくいかないんです。



        (つづく)














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