スタジオから、「劇」小劇場へ。
ウラ話も、ついに <小屋入り> まで参りました~!
(ダラダラと引っ張ってスンマセン!)
スタジオから劇場までは、歩いて5~6分なので、
荷物は手で運びます。
道路を台車でゴーロゴーロ、みんなで行ったり来たり。
そして、いよいよ劇場の日々でございます。
この矢印、なんだかわかります?
ここの扉が開くんです。
でも、階段も何もないから、
普通に中から開けたら落っこちます。
高所恐怖症の私なぞ、ここを開けているのを見るだけで、
こわい、こわい、こわい、こわい、
もう泣きそうになります。
で、なぜ開けるかというと、
ここが搬入口になるんですね~。
もちろん、他にもあるんですが、
大きなもの、長いものなんかは、
下から、上で待機しているスタッフさんに、ヨイショッと渡します。
すると、
この「行き止まり」と書いた黄色い矢印の、一番奥につながります。
つまり、ダイレクトに舞台そでに搬入できちゃうんですね。
もちろん、普段は絶対に開放禁止。
当たり前です。
落ちたら死にますから。
でも、余談になりますが、
舞台の一部が上がったり下りたりする「せり」って、
もっと深いんですよ~。
開いたままで芝居をするときの恐さったらありません。
さて、公演中はロビーになる場所が、
公演前は、スタッフ・キャストの憩いの場になります。
みんな、朝からずっと働きづめ。
そこで、交代にお弁当を頂きます。
このお弁当、昼と夜と出るんですが、
若い男の子でも満足するほどの量で、
もうお腹いっぱい。
それならば残せばいいのに、これが残せない。
で、お弁当が出る公演前の2日間で、
たいがい1キロくらい太ります(おいおい)
男性は舞台作り。
女性は楽屋を整えたり、
衣裳を整えたり、直したり、
細かい作業を続けます(けっこうある)
それでも、ちょっとでも手が空くと、
「〇〇、手が空きました~」
と次の仕事を探して、絶対に休みません。
他の仕事なら、こうはいかないんでしょうが、
早く終わらせることが、
次の稽古や場当たりにつながるから、
みんな真剣なんです。
そんなとき、私は、一人でコツコツと、
かなりの時間をかけて、
何をやっていたかというと・・・。
(つづく)
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