張り切って走り抜け、
ちゃんと予定通りにゴールしたものの、
息が上がって、大きな声で叫べない!
初日の本番は目前に迫っている!
ヤバい、ヤバいよ・・・
と、そのときに、ふと、
ある発声練習の方法を思い出したんです。
壁に向かって立って、壁に手をついて、
立ったまま、腕立て伏せしながら
声を出す、という方法で、
私もたま~にやることがあります。
手をつくことで胸筋が開いて、
声が出やすくなるというのが、
本来の目的なんでしょうが、
体重を壁にかけることで、
体幹の緊張が取れるんじゃないか?
と、なんとなく、
そんな気がしたんですね。
言ってみれば「役者の勘」みたいなものです。
もう練習してみる時間はない。
まさに、これこそ「ぶっつけ本番」!
といっても、壁に両手をついたんじゃ、
舞台に向かって叫べないから、
・・・よし、片手だけ、壁につけて、
そこに体重をかけて叫んでみよう!
などと思っていたものの、
全員が稽古不足のままで、むかえた初日。
そんな所だけに気を配ってもいられず、
ワンシーンワンシーンがドキドキの連続だったのですが、
この方法は・・・大成功でした
まず、たどり着いたときから、
壁にもたれるように体重をかけてしまう。
これで、動悸が少しおさまって、
次に片手をつきながら、
力いっぱい叫ぶ!
叫べました、ちゃんと!
ほ~~~。
ただ、突然、
私が、壁にもたれかかったので、
一緒にいた吉田さんがびっくり!
(小声で)「大丈夫ですか?!」
(同じく)「大丈夫、びっくりさせてゴメン」
そりゃあ、そうでしょう
ガーーっと走ってきたオバサンが、
走り終えた途端に、
突然、壁にもたれかかったら、
すわ、心臓か!
って思っちゃいますよね(笑)
でも、私のダッシュは、
このシーンだけじゃなかったんです。
実は最後まで、
かなり危なかった
というか、
何度か「やっちゃった」
というシーンがありまして・・・。
はい、我ながら、
ここまで引っ張るかと、あきれつつも、
もう少し「走りネタ」を・・・
(つづく)
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