一昨日、
冷凍庫の自動製氷システムが壊れたので、
今、メーカーから修理に来てもらいました。
修理の担当者は、いかにも実直そうな、
ちょっとオドオドした人。
分厚いメガネをかけて、
これがコントだったら、周りが見えなくなって、
修理だけに暴走するタイプだな～、
と思いつつ、にこやかに対応しました。
私「アイスクリームは移動させますか？」
修理の人「あ、い、いえ、そのままで結構です」
ああ、冷凍庫の引き出しは、
外に出さずに修理するのね。
・・・そう思った私は、
邪魔にならないように、その場を離れました。
・・・ ・・・
ただ、虫の知らせというか、
この人のキャラクター故というか、
なんとなく心配になって見に行ったんです。
そしたら！
やっぱり！！！
この暑い中で、アイスクリームの入った、
冷凍庫の引き出しを、出しっぱなしで修理中。
私「あのっ、アイスクリーム溶けちゃうので！」
修理「は？」
私「だからっ、すみません、ちょっとどいて頂けます？
アイスクリームを移動させますからっ
」イラッ、とした空気が流れた・・・つもりでした。
なのに、
修理「あ、わかりました」
と、淡々と、どきやがった（笑）
そうなんですね。
アイスクリームを移動させるか、否か。
これは、彼の中では、
＜アイスが溶ける＞という意味じゃなかったんですね。
＜修理の邪魔にはならないから、移動させなくていいですよ＞
ってことだったんですね。
はぁぁぁぁぁぁ
アイスクリーム、すでに水だろうがっ
でも、私がイラつきながらアイスを移動させ終えると、
また何事もなかったように、修理を開始。
修理「あ、直りましたー。
今、水を入れましたから」
私「あ、どうも、お世話様です」
・・・と、ふと見ると・・・、
修理で付いたギトギトの油汚れの手で、
水を、入れて、くれた、らしく、
冷凍庫の引き出しから、製氷機から、
なぜか冷蔵庫の周りまで、
・・・ベトベト
それを、ちゃんと拭こうとしたらしく、
より汚いタオルで、
汚れを摺り込んでくれている～
我が家の冷蔵庫が！
いつもきれいにしてる冷蔵庫が！
ゴミ置き場から拾ってきたみたいになっちゃった～
水を入れてくれたのはいいけれど、
口に入れられる清潔な氷を作るためには、
作るためには、
作るためには、
もう１回、ぜーんぶ、洗わなきゃいけないのよっ
ご本人は、迅速に修理ができたことに満足そうで、
事務手続きを終えると、
「ご迷惑をおかけしました」
という、紋切り型の挨拶をして帰っていきました。
そう。
悪気は一切ないんだよな～。
ただ、目的以外のことには、まったく目が届かない！
まぁ、冷凍庫の修理でよかったかな。
これがお医者さんだったら、そうとうヤバいものね。
はぁ～～～、掃除したいけど、もう出かけなきゃ。
今日の夜、遅く帰ってきてから、
あの油汚れをきれいにするのか・・・
ううううう。
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