望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

台本の字がかすんで見える

2013-06-25 01:37:26 | 演劇・舞台・小劇場

このタイトルで、
「おいおい、どうした。大丈夫か?」
と心配して下さったかた、

ごめんなさい!

先に言っておきます。
まるっきり心配のない話です


昨日、食べ物ネタなどで終ってしまった、
「今日の稽古場」の話。

今日は芝居の話をしたいと思います。


実は今回の役、
ちょこっとだけ、アクションがあります。

なーんていうと、
またそれで心配されそうだけど、


大丈夫ですっ

殺陣は、救いようがないほどヘタで、
皆さんにご迷惑をかけ散らかしたけど、

簡単なアクションなら、
なんとかなります。

だって、型もないし、刀もないんだもん、
大丈夫ですって!



ただね、ひとつだけ、

  問題がありまして・・・、




 <老眼鏡>・・・コイツが厄介で 




まぁ、人の台詞を聞く程度なら、
台本の字を追えるんですが、

自分の台詞をちゃんと読むには、
どうしてもコレが必要で。


だけど、

アクションがあると、メガネは危険。
というか、落っこちちゃう。


さて、どうするか。

と考えて、

<芝居の途中で拾う>作戦に出ました。


つまり、アクション部分だけの台詞を覚えて、

あとは、芝居の中で拾えるあたりに、
台本とメガネを置いて、

芝居しながら、
ひらりと台本とメガネを拾おうというワケです。


別名
<マラソンの水分補給>作戦!



ところが、アクションが入るようなシーンですから、
当然、テンポが速い。


ひらり、と(そこまでカッコ良くないけど)
台本とメガネは拾えたものの、

テンポの速い芝居に集中してるときに、
んなもん、悠長にかけてられないっ!


(うひゃぁ、かける時間がない! ええい、ままよ!)


と、メガネは隅に放り投げ、

見えないまま、

  いや、違った。

見えにくい、まま、


必死で台本の字を追ったのですが・・・、


まだまだ、稽古も始まったばかり。

台本の字にも慣れてない。


(うう、次はなんて字だ?)


こうなると、画数の多い字が全滅するんです。



かくして・・・、


台本を読みながら、

 なんか違う言葉を口走っている、という、

  かなり、あり得ない状態となりました。



まあね、
昨日やったのは、初めて立ったシーンで、
全員グジャグジャだったから、

そりゃぁ、まぁ、許される範囲でしたけど、


いつまでも許されるワケじゃない。

いや、それよりも、

今回、まだ慣れてない若い子もいるのに、
ベテラン組が、だらしない姿を見せてたら、
これでいいんだと思われてしまう。

それはマズイのです。

先輩組が真剣に頑張って、
芝居に向き合うスタンスのお手本を見せなきゃ。



というか、主役のみつるくん、
もうこのシーン、台本持ってなかった!!!


おいおい、ヤバいよ。



解決方法は簡単です。

私も、台詞覚えりゃいいんですから。


ははは、そんなことできたら、とっくにやっとるわい!


なーんて、居直らずに、頑張ります、はい。





         

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