このタイトルで、
「おいおい、どうした。大丈夫か?」
と心配して下さったかた、
ごめんなさい!
先に言っておきます。
まるっきり心配のない話です
昨日、食べ物ネタなどで終ってしまった、
「今日の稽古場」の話。
今日は芝居の話をしたいと思います。
実は今回の役、
ちょこっとだけ、アクションがあります。
なーんていうと、
またそれで心配されそうだけど、
大丈夫ですっ
殺陣は、救いようがないほどヘタで、
皆さんにご迷惑をかけ散らかしたけど、
簡単なアクションなら、
なんとかなります。
だって、型もないし、刀もないんだもん、
大丈夫ですって!
ただね、ひとつだけ、
問題がありまして・・・、
<老眼鏡>・・・コイツが厄介で
まぁ、人の台詞を聞く程度なら、
台本の字を追えるんですが、
自分の台詞をちゃんと読むには、
どうしてもコレが必要で。
だけど、
アクションがあると、メガネは危険。
というか、落っこちちゃう。
さて、どうするか。
と考えて、
<芝居の途中で拾う>作戦に出ました。
つまり、アクション部分だけの台詞を覚えて、
あとは、芝居の中で拾えるあたりに、
台本とメガネを置いて、
芝居しながら、
ひらりと台本とメガネを拾おうというワケです。
別名
<マラソンの水分補給>作戦!
ところが、アクションが入るようなシーンですから、
当然、テンポが速い。
ひらり、と(そこまでカッコ良くないけど)
台本とメガネは拾えたものの、
テンポの速い芝居に集中してるときに、
んなもん、悠長にかけてられないっ!
(うひゃぁ、かける時間がない! ええい、ままよ!)
と、メガネは隅に放り投げ、
見えないまま、
いや、違った。
見えにくい、まま、
必死で台本の字を追ったのですが・・・、
まだまだ、稽古も始まったばかり。
台本の字にも慣れてない。
(うう、次はなんて字だ?)
こうなると、画数の多い字が全滅するんです。
かくして・・・、
台本を読みながら、
なんか違う言葉を口走っている、という、
かなり、あり得ない状態となりました。
まあね、
昨日やったのは、初めて立ったシーンで、
全員グジャグジャだったから、
そりゃぁ、まぁ、許される範囲でしたけど、
いつまでも許されるワケじゃない。
いや、それよりも、
今回、まだ慣れてない若い子もいるのに、
ベテラン組が、だらしない姿を見せてたら、
これでいいんだと思われてしまう。
それはマズイのです。
先輩組が真剣に頑張って、
芝居に向き合うスタンスのお手本を見せなきゃ。
というか、主役のみつるくん、
もうこのシーン、台本持ってなかった!!!
おいおい、ヤバいよ。
解決方法は簡単です。
私も、台詞覚えりゃいいんですから。
ははは、そんなことできたら、とっくにやっとるわい!
なーんて、居直らずに、頑張ります、はい。
東京ストーリーテラー8月公演「ラストシャフル」
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