なんだか、思いのほか、引っ張ってますねぇ、この三味線ネタ。
もう公演から1ヶ月以上たったし、
そろそろやめようと思うのですが・・・、
でも、もうちょっと、お付き合い下さいませ~
場当たりが終わって、またひとつ、
頭痛のタネが増えてしまった本番前。
髪型は変わる、
走り抜けで声は出ない、
その上に三味線かっ!
しかし、よーく考えてみたら、
確かにそうなんですよね。
(何がそうなのか、わからない方は、
前日のブログをご覧下さい)
たとえば暗転でテーブルをセットする、という場合。
舞台の床に、
「ここに置くんだよ」という畜光を貼ります。
でもそれだけじゃ、暗い中では置けないんですね。
テーブルの脚にも貼って、両方を合わせないと、
暗い中では、
自分が持っているテーブルの脚も見えないんです。
一瞬「爪につけようか」と思ったりもしましたが、
やっぱりこれはダメですね。
暗くなるたびに爪の光る人、になったら、ホラーですから。
さて、どうしよう・・・。
三味線をいじりながら考えているうち、
あっ!
と、ひらめきました。
そうよ!
この逆転の発想に、なんで気づかなかったの?
手探りで、竿に沿って指を動かしていって、
光っている畜光が、
<指で隠れた場所>
そこがビンゴじゃない!
光を探すんじゃなくて、暗さを探す。
我ながら、なかなかの発想の転換でした。
しかし、暗闇って、
自分がわかっているつもりでも、
理解できてないことが、たくさんあるんですね・・・。
こんなことがあって、
今、我が家のドアノブには、畜光が貼ってあります。
地震がおきて、全部電気が消えたとき、
もしかすると役に立つかもしれないから。
飛躍しすぎ?
いやいや、それだけ骨身にしみたんですよ
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