望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

キョロちゃんチロル

2011-11-06 01:43:54 | 暮らし・花・趣味

ウラ話の途中ですが、今日はこのネタです。

なぜなら・・・、
 

見つけたのですよ~~!

チョコボール味のチロル!



友達のブログで見て以来、気になってたものを。



⇒つまり、

 <チロル味のチョコボール>と<チョコボール味のチロル>

 なんです。



チロル好きとしては、放っておけなかったんですが、
なかなか見つからず、

今日、やっといつものコンビニに入っていました。


チロル味のチョコボール(あ~~、ややこしい)の方は、
見つからなかったんですが、

ま、これだけで満足満足 


味はみごとにチョコボールでした~~。



・・・と書いて、今、あることに気づいてしまった 


えーと、この、

<チロル味のチョコボール>と<チョコボール味のチロル>

を食べるのと、


「チョコボール味のチョコボール」と「チロル味のチロル」

つまり、いつものチョコボールやチロルを食べるのと、


どこがどう違うんだ?????
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舞台の裏のウラ話・その5

2011-11-05 02:00:07 | 舞台・ウラ話

まぁ、そんなこんなで、ヒヤヒヤしながらも、
私は無事に千秋楽まで終わりました。

しかし、順番に死んでいくというストーリー上、
舞台には、死体がどんどん増えていくわけで、
その中には、やはり不運な人もおりまして・・・。


これを書くと、
やたらと説明がくどくなってしまうんですが、
その芝居では、「農薬の袋」がたくさん登場したんですね。

というのも、落盤事故で閉じ込められたトラックが、
農薬を運ぶトラックだった、という設定で。

あ、もちろん、実際に入れたのは、農薬ではなく、
それっぽく色をつけた、猫のおしっこ用の紙砂ですけど、

それをものすごく大きい麻袋にぎっしり詰めて、
5・・・いや、10くらい作ったかなぁ。


とにかく、
ラストシーンでは袋を破いて撒き散らす、
という演出だったため、
みんなで一生懸命作りました。

でも、作ってみて驚いたのが、その重さ!

中身は紙の砂なので、それ自体は軽いんですけど、
大きな袋にぎっしり入れると、あらまびっくり、
私など、持った途端にふらついて落っことしたほど。


それを、芝居の中では、パニックに陥った男が、
高い場所に避難している人たちに投げつけねばならず、

毎回、必死の形相で、
1メートル以上高い場所に放り投げていました。

そんな努力の甲斐あって、このシーン、
なかなか迫力のある、
恐いシーンに出来上がっていたのですが、


・・・あるとき、


投げる若手の手がすべったらしいんです。


で、いつもの決まった場所まで届かず、
少し手前にドーーーン!


避難していた連中が、あわてたのなんの!


重い袋が飛んできて、あわてて逃げる、といっても、
そこは芝居のお約束。

このあたりに落ちて、自分はこっち方向に、この場所まで逃げる、
という段取りは、きちんと決まっています。
(勝手に逃げると照明プランが台無しになる)

ところがどっこい、
飛んできた袋を見たら、


<場所が違うぅぅぅぅぅ!!>


本気で逃げて、さぞやリアルな演技が見られたでしょうが、

・・・そこには1人、

逃げるに逃げられない「死体」が・・・。

        (つづく)


<ちょっとお知らせ>

カウンセラーCHACOのブログ、アップしました。
よかったら、お立ち寄りください

ラクがいちばん!
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舞台の裏のウラ話・その4

2011-11-04 11:12:08 | 舞台・ウラ話

寝るに寝られぬワケ。

・・・それは、このお芝居の内容でした。


このときの芝居が密閉空間サスペンスだった、
ということは、最初に書きました。

サスペンス・・・なんですね。

で、後半は、閉じ込められてパニックになった人間たちが、
その勢いでいろいろと諍いを起こし始めます。

まぁ、これもこういった話のお約束ですけど、

殴りあったり、というケンカのシーンが出てくるんです。

ケンカなんていうのは、当然、センターで繰り広げられます。
・・・で、私が死んでいるのもセンター。

つまり、私の真横で、
どったんばったん、くんずほぐれつの乱闘があるんです。


死んでいる私の顔の、まさに真横で!
何人もの靴が、ドタバタ、ドタバタ。

その振動や風が、顔にダイレクトに伝わってきて。


もう~~~~~っ!

恐いの恐くないのって!


それも1人は、役柄で安全靴を履いている!

こんなもんに顔をふんずけられたら、
顔の骨が折れちゃいます。


でも、タテマエは死体ですからね。
恐がるわけにはいかないんですが、

もう本気で死体がビビってる(笑)


その上、走り回るから、すごいほこり!
それもモロに顔にかかって、咳き込みそうになるし、
だんだん、腹が立ってきて、

人知れず、なぜか死体が怒ってる(笑)


そんなこんなで、
なんとか舞台で寝落ちることもなく、
無事に終わったのですが、

このときには、なんというか、
とても「不運な死体」がいまして・・・。


        (つづく)
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舞台の裏のウラ話・その3

2011-11-03 00:53:33 | 舞台・ウラ話

死ぬ演技っていうと、
「ぐったり」ってイメージがありますよね。
ところが、それだと意外にうまくいかないんです。

死んでるからって、
完全に脱力しちゃダメなんですね。
というか、
少なくとも私は、完全脱力はダメなんです。


実際にやって頂くとわかるんですが、
(って、そんなこと勧めてよいのか??)

体全体を脱力してしまうと、
息を吸うとき、
どうしても深く吸いこんじゃうんですね。

そうすると、死体の胸がフワーッと浮き上がって、
死体ウォッチャーさんを喜ばせてしまう。

なもので、両手両足だけを脱力して、
呼吸は半呼吸と呼ばれる浅ーい呼吸にします。
これがたぶん一番、体が動かないと思っています。


・・・って、こんな話、面白いかなぁ。

書いてて不安になってきた・・・。


でも書き始めちゃったので、
とりあえずお付き合いくださいまし



で、話を続けますと、

半呼吸はいいんですが、これは長くもたないんです。
せいぜいもって10分くらい。

やってみて頂くとわかりますが、
(何でもやらせていいのか!)

だんだん息苦しくなってくるんです。


だから死んでて一番ありがたいのが、
すがりついて泣いてくれたり、
抱き上げてくれたり、

・・・つまり、動かしてくれること!

その間に、どさくさまぎれに「ぶっふぁー」と深呼吸して、
「あ~~、生き返ったぁ~」とほ~っとします(笑)



でもねぇ、1時間も死んでいると、
そうそう動かしてもくれないわけで、

まぁ、さすがの死体ウォッチャーさんも、
そうずっとは見てられなくなるので(当たり前!)
体の負担も楽にはなるのですが、


じーーっとしているうちに、
なんとなく記憶がとんで・・・、

なんてことも・・・ないことは・・・なかった。

だって、寝不足と疲労のピークで、
ゴロンと横になってるんですからねぇ、

そりゃぁ、だんだん、
ぼーーーっと、気持ちよくもなりますよ。

でも、大丈夫!
さすがに、完全に寝入ることはありませんでした。


まぁ本番中ですから、当然といえば当然。

でも、その芝居には、もうひとつ、
寝るに寝られぬワケがあったんです。


        (つづく)
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舞台の裏のウラ話・その2

2011-11-02 10:45:13 | 舞台・ウラ話

1時間近く、死体で舞台に転がってるって、
どんな芝居なんだと思われるでしょうが、
私にしては珍しい、サスペンスだったんですね。

落盤事故がおこって、
トンネルの中に、何台かの車が閉じ込められて、
という、いわゆる密閉空間サスペンス。

なもので、全員出ずっぱり。

そりゃそうですよね、
出られないというシチュエーションなんだから(笑)

なもので、結果的に、死んでもハケられず 

なもので・・・、

その場にずっと死んでなきゃならなかったんです。



こういうサスペンスではお決まりの、
だんだん人が死んでいくパターンだったんですが、

物語の中盤、山場での、
ものすごくおいしいシーンで死ぬ役で、

そのおかげで、まぁ、舞台センターの、
やたらと目立つ所に安置されまして(笑)
シンドイなんのって!



そういえば(・・・と、突然の脱線

芝居での死に方って、
人それぞれに、やり方を編み出しているんでしょうが、

たぶん、
<みんな、こんな感じで死んでるんだろうな>

という共通項はあると思います。


あの、
死ぬ演技っていうと「ぐったり」って思いますよね。

体の力を抜いて、いかにも「ぐったり」って・・・。


ところが、それだと意外にうまくいかないんです。



        (つづく)














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久しぶりに始めます!舞台の裏のウラ話・その1

2011-11-01 10:37:10 | 舞台・ウラ話
 
お久しぶりのウラ話でございます。

友人のブログ騒ぎのおかげで、
なんとなく「書く気」が出てきました(笑)

“その”いくつまで続けたか、
わからなくなっちゃったので、
また1から始めます。
(要するに、いくつだっていいんです)



今は舞台に立っていないので、
新たなネタはありませんが、

これまでに出くわしたネタを、
少しずつ思い出しながら、
気楽に、ポツポツと書いて参ります。


ということで、
どのネタからにしようと考えたのですが、


この前(ったって、もう半年近く前だけど)
「人斬りの恋」のウラ話で、
さんざん書き散らした「斬られネタ」。


・・・それに続いての、
「死体」ネタからいってみたいと思います。

そういえば、以前(今年の2月6日)、
こんなことを書いていたんですよね。

――――――――――――――

あのね、私が考える最大の「役者泣かせ客」は、

<死体ばっかり見て、動かないかチェックする>

    ・・・という人(笑)

笑いごとじゃなく、死体チェックのお客様っていうのは、
毎公演ごとに、一定数いるんです。

だから、死体で長い間舞台に転がってるときって、
けっこうお客様の視線を感じたりします。

それだけにシンドいんです。
だって、ホントは生きてるんだから
そんなに見ないでよ~、って懇願したくなります。

まぁ、この「死体」に関しては、またいずれ、
ウラ話で書きたいと思います。
(いろいろありそうでしょ?)

――――――――――――――

ということで、「死体ネタ」です(すごい言葉だけど)。


実はこれには、忘れられない芝居がありまして、

ずいぶん昔のことですが、
1時間近く、死体で舞台に転がっていたことがあるんです。

        (つづく)
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