「見よ」ウラ話＆ウラ写真（その２０） 髪！！！

まさかのポコポコ事件に、
冷や汗のスタートとなりましたが、

実は、怒られている女学生の方も、
けっこうつらいものがあったようで・・・。


神妙に怒られているときに、
ふっと菅沼先生の顔を見ると、

・・・てっぺんのコーンが前後左右に、
　　ポコポコポコポコポコポコポコポコ　

「う・・・」

とはいえ、何があっても笑えないシチュエーション。

なんとか、見ないように頑張っても、
その動きゆえ、どうしても目の端に、
　　ポコポコポコポコポコポコポコポコ　

「うう、集中力が・・・」

あとは必死で耐え忍んだのだとか。


もちろん、翌日、真っ先に、
ヘアメイクさんにお願いしたのは、
言うまでもありません。


ということで、２日目からは、
何があっても微動だにせぬ頭になりました。

微動だにせぬ、安心のヘアメイク！

ありがたいっ！

　　ほんっとにありがたい！

　　　　　なんだけど・・・、

いいことがあれば、
悪いことだってあるわけで・・・。

プロの技をもって、
カッチンカッチンに固めた髪って、
取るとどうなると思います？


・・・こういう感じになるんです。

はるかぜちゃんはスネオ。


篠田美沙子ちゃんはサソリ。


そして先生２人に至っては


夜、夢見てうなされそう（笑）


そして当然のことながら、
終演後は家に帰らねばならないという問題が・・・。


　　　　＜つづく＞






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「見よ」ウラ話＆ウラ写真（その１９） 髪！！！

ヘアメイクさん苦心の手作りコーン。


これだけのものを頭の上に固定して、
女学生を怒ると・・・。


怒るときって、
どうしても頭が揺れるんですよね。

キャラクター的にも、
そういう派手な怒り方をしてましたし。


すると、どうなるかというと・・・、

怒るたびに上のコーンが、前後左右に、
　　ポコポコポコポコポコポコポコポコ　

頭の方にも、その振動が伝わって、
　　ポコポコポコポコポコポコポコポコ　

もう～～、怒りながらも気が気じゃありません。


場当たりまでは髪を作らなかったため、
そんなこと、夢にも思わなかったのが、

ゲネになって、まさかのポコポコ！


昼のゲネに続いて、夜の初日もまたまた、
当然のことに、
　　ポコポコポコポコポコポコポコポコ　


この日、１日、
　　ポコポコポコポコポコポコポコポコ　


しかし、このときは、
芝居の方に、もっともっと不安があったので（おいおい！）、
勢いで忘れて、無事終了。

しかし、これにアセっていたのは、
私だけではなかったようで。


　　　　＜つづく＞






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隔世の感

鬼教官はもういない？
「ほめちぎる」自動車教習所が増加　指導の効果は？

少子化により自動車教習所の生徒数が減少するなか、
生徒を「ほめる」ことを指導品質のひとつとする教習所が増えています。
これにより従来の教習所に対するイメージを変え、
生徒数の増加につながった例も。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これで急に思い出した！

昔の教習所は、とにかく怖いところだったということ。


同級生の女の子が、教官に怒鳴られて、
「私、もう免許なんか一生取れない」
って、泣いてたり。

部活仲間の男の子が、
「お前は上手くて生意気だ」
とイチャモンつけられて、

教習時間を全部、
ひたすら、車の乗り降りだけさせられたり。

厳しいんじゃなくて、ただのイジメ、
みたいなことがたくさんあった。


それでもお金払っちゃったし、免許取りたいし、

それに・・・
どこの教習所に行っても同じだし。

で、みんな、裏でボロクソに言いながら、
我慢して通って取ったっけ。


そりゃぁ、
あんなイジメが、今でも通用するワケがない。

厳しさとイジメは違うんだから。


・・・と言いつつ。


先日、素人さん中心の演劇講座の先生をやる、
という友人と話をしたら、

「絶対条件が、受講生をやめさせないこと」

と言われたのだそう。


「そりゃ、商売だから仕方がないでしょう。
　でもね、でもね、
　頼むから、これ以上、勘違い役者を増やさないでね」

と、思わず彼に頼んでしまった。







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「見よ」ウラ話＆ウラ写真（その１８） やっと舞台裏に入ります！

あっち行ったりこっち行ったりしながら、
やっと劇場までたどり着きました。

いよいよ恒例の舞台裏探索、スタートでゴザイマス。

が、その前に、ひとつ、
今回ならではの、とっても大事なスペースをご紹介いたします。

楽屋から裏階段を少し上がった、階段のおどり場。

この、そこそこ広いおどり場に、
こんな髪結いコーナーがありました。


なんと今回は、
毎日プロのヘアメイクさんが劇場に来て、
私たちの髪を結い上げてくれていたのです。

だから、
みんな、あんなに髪がきれいだったんですね。
（んなもん、自分たちじゃ、ああはいきませんよ）

といってもさすがに人数が多すぎるため、
簡単な髪は、このように、
主宰の酒井さんがヘアメイクさんに早変わり。

（彼女、ホントに何でもできちゃうんです）


だいたい小劇場なんていうのは、
日本髪であろうが、明治の髪であろうが、

なんだって自分たちで何とかせい！
というのが当たり前の世界ですから、

ヘアメイクさんが、当時の髪型をいろいろ研究して、
１人ずつキャラクターに合った髪形を考えて、
（リボンの大きさまで、それぞれ違うのです！）


それを毎日作ってくれるなんて、
もうほとんど夢の世界です（笑）

特に髪を作るのが下手な私にとって、
どれほどありがたかったか！


それも今回の私の髪は複雑で、
大きく膨らませた頭のてっぺんに、
こんなコーンのような塊を乗せました。


もちろん、このコーンも、
ヘアメイクさん苦心の手作りなのですが、

・・・やはり、これだけのものを頭の上に固定する、
というのは、かなり難しいことなんですね。

あ、いや、
普通に固定するだけなら、問題ないんです。

ただ、私の役が、よく怒る役だったのが問題で・・・。


　　　　＜つづく＞







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「見よ」ウラ話＆ウラ写真（その１７） 稽古場編オマケ・なぜかオモロい校長先生

稽古場ネタだけで２週間以上。
よくもまぁ引っ張ったもんです
でも、せっかくなので、あと１回だけ！

＊代役＊

私がオフだったときに、
校長先生が私の代役をしてくれたようです。

どんな菅沼先生だったんだろう・・・。
見てみたかった。

　　　＊　　　＊　　　＊

これは以前も出した、稽古場での休憩時間の代役。

女学生になりきって、代役に入ってくれました。
なのに、私が笑っちゃって、まったく進まず。

でも、この風貌で思いっきり女学生をされても、
インパクト強すぎて・・・（笑）

　　　＊　　　＊　　　＊

＊待ち時間＊

こちらでは、なにか悪そうな顔をして、
順吉と喋っている。

実はこの２人、
１人で場を回さねばならない、
どーーんと大きなシーンがあったんですが、

それが終わると、もうあとは、
カーテンコールを待つばかり、なんですね。

「あとはカーテンコールだけ！」
となったときの、解放感！
この解放感はちょっとほかにはありません。

だったら、なんで芝居やってるんだ！
なんて突っ込まないで下さい。
役者って、そういう人間なんです。

で、彼らは後半、相当な時間が、
その「解放」の時間でして、

その時間、この使っていない小部屋で、
ゲームをしていたらしい。

そこをこっそり私が写真に収めた次第。
それにしても、いくらなんでも悪役に撮れすぎちゃった。

　　　＊　　　＊　　　＊

セットの机で雑談している４人。

期せずして職員会議（笑）

それ以来、新庄先生が入ったり、私が入ったりと、
この立派な机、
稽古以外では、先生たちが独占していました。

やっぱりね、
トシとると、楽な椅子に座りたくなるのよ。


　　　　＜つづく＞







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