さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

突撃お出迎え隊

2009-06-05 | 日常生活

 今日は6月5日。確か私達のお友達でもあるビーズやフランスアンティークを扱う色葉の森田さんが買付け先のフランスから戻る日だったはず。色葉さんは私達と同じ航空会社を使っているため、名古屋に到着する便は午後9時頃と、既に把握済みです。このところホームページの更新作業で、ずっとサロンにこもりきりだった私達、今日は午後7時にサロンをクローズしてから「急げ!」と、「勝手に突撃お出迎え隊」としてドライブがてら空港に出掛けました。

 サロンから中部国際空港へは車で1時間弱、高速道路に乗ってドライブに行くにはちょうど良い距離です。買付けで空港へ行くときには時間の確実な鉄道を使っていることもありますし、何より買付け以外で空港に行く機会はほとんど無いのでなんだか新鮮です。

 その昔、私と河村がそれぞれの買付けで来ていたイギリスで出会う前、お互いにひとりで買付けに出掛けていた訳ですが、その頃はロンドンの空港に到着したときに、周りには沢山の人が出迎えに来ているのに、誰も来ているはずのない自分の身がとても淋しく思えたものでした。周りで派手に抱き合って再会を喜んでいる人達を尻目に、「さ、いこか!」と気合いを入れつつ、ひとりで大きなスーツケースをゴロゴロ転がしていました。そんな記憶があるせいか、誰かが空港に帰ってくるというと、ついついお出迎えに出掛けたくなってしまうのです。そういえば、確か何年か前にはビスクドールの富野さんも、アメリカへの仕入れから帰ってきた折に私の「勝手に突撃お出迎え隊」の洗礼を受けています。(笑)

 今日も空港の到着ゲートでドキドキしながら待っていると…出てきました!出てきました!何も知らない色葉さんが大きなスーツケースで。まったく私達に気付かない彼女、バスの時間を気にしてか、私達の前をそのまま一直線に通り越していきます。慌てて後から追いかけ「モリちゃん!」と呼びかけると

「えっ!!どうして、アナタ達!」

と驚きの表情。「お帰り~!」と私達。「ちょっと~、いやだぁ~!」と口で言いながらも笑顔の彼女、楽しい再会となりました。

 そして有無を言わせず、拉致するように私達の車に彼女と荷物を乗せ、今回の買付けの様子を聞きながら空港から程近い彼女の自宅まで車でお見送り。何でも今回のフランスはとても暑かったのだとか。そんなフランスの話で盛り上がりながらあっという間に彼女のおうちに着いてしまいました。帰ったばかりの色葉さんは、来週から東京の大丸のお仕事に出掛けるのだそう。ちょうど私達も12日からプランタン銀座アンティークバザールで東京に出掛けます。お互いのスケジュールの都合で、なかなか自宅のある名古屋では会う機会の少ない私達、「また来週、今度は銀座で会おうね~。」と今日は別れました。たまには空港というのも非日常的な空間で良いですね。

20090605a

今日の中部国際空港はしとしと雨降り。フランスとは違い肌寒いお天気でした。

     20090605b

この「吉田商店」は中部国際空港内にある駄菓子屋さん。「空港に駄菓子屋?」という感じなのですが、懐かしいものがいっぱいです。もちろん子供の頃に食べたクッピーラムネもありますよ。

エンジェルコレクションのホームページへ

*Sewingのページを更新しました!

*Cardのページを更新しました!

*ますますパワーアップ!フォトブログ「しのぶ写真館」はこちらへ