水害から都民を守る
巨大トンネルを探検
しました。
ここは杉並区堀之内2丁目。
環状七号線のそばです。
この近くには
神田川・善福寺川などがあり
洪水の被害が多発していました。
昭和63年から環七の
50m下に巨大な
トンネル池を作り始め、
平成20年に完成させました。
名称は
神田川・環状七号線地下調節池
といいます。
そしてその巨大トンネルを
見学してきました。
管理棟。
この後ろ側に
地下に通じる
機械棟があります。
管理棟(ゲート棟)
↓
機械棟
↓
乗用エレベーターで
地下へ
↓
減勢池
↓
導水連絡管渠
↓
神田川・環状七号線
地下調節池
と進んでいきます。
まず機械棟から
エレベーターで
地下に。
エレベーターの中。
B2の主電動機室、
防水ハッチ
地下43m(見学通路)
まで降ります。
エレベーターを降り
見上げると
減勢池の真下。
増水した善福寺川の水が
導水路を通り
流入孔(ドロップシャフト)
を通ってここに
流れ落ちてきます。
導水連絡管渠の
トンネルを進みます。
直径は6m位かな。
そして、
環七の真下、
神田川・環状七号線
地下調節池です。
内径12.5m、延長5k
勿論、
今は水が入っていませんが
集中豪雨には
神田川・善福寺川
その他支流から
約54万㎥の水を
貯留します。
この環七地下調節池の
洪水貯留効果と
護岸整備により
浸水被害は激減しました。
ここを見学するには
建設局に見学許可が
必要です。
(期間限定)
都民を水害から
守ってくれる巨大トンネル
機会があれば
ぜひ見学してほしい施設です。
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