JR新青森駅からバスで15分。
日本最大級の縄文集落遺跡、
三内丸山遺跡に来ました。
復元された
遺跡が点在する広場に
行く前に
縄文時遊館に入り
縄文について学びます。
ここには
重要文化財約500点を含む
約1,800点の出土品を
展示しているのです。
拝観料(410円)を
支払い入館。
壁に土器のオブジェ
異形石器
(重要文化財)
約5,000~4,000年前
ヒスイ製大珠5,000~4,000年前
大型板状土偶(重要文化財)
約4,500年前
長さ32㎝
石槍(重要文化財)
5,500~4,000年前
人形を使い、当時の暮しを
わかりやすく紹介しています。
南盛土
1,000年間かけて
2mの層になった
ゴミ捨て場。
土器や祭りで使ったと
思われる土偶やヒスイも
出土されています。
復元した竪穴住居。
当時の暮しがわかりやすく
再現されています。
時遊館地下1階
縄文ビッグウオール
壁に配置された
土偶の破片は
下から上に向かって
新しい時代のものとなり
(約5,900~4,200年前)
黒っぽい色が明るい色に
なっていきます。
時遊館地下1階
一般収蔵庫
一部の破片から
復元された沢山の土器。
恐らく晴れやかな場所に
展示されることはない
地味な土器たち。
何千年の永い眠りから起こされ、
今この世を見て
どう思っているのかな・・・。
さて、屋外にでましょう!
5,500~4,000年前まで続いた
縄文時代の集落跡は
東京ドーム約9個分、
約40ヘクタールの広大な敷地。
2000年、国特別史跡跡に指定。
発掘調査で土器・石器などが
多数出土され公園としました。
敷地内に点在する
復元された遺跡。
竪穴建物の内部は
地面を掘って床を造り
炉を造る。
大型竪穴建物
長さ32m、幅9.8m
遺跡最大の住居跡
同上(内部)
集会や共同作業の場として
使われていたらしい。
三層の堀立柱建物
直径2mの穴に
直径1mのクリの木柱の
一部が残っていた為
高さ15mの6本の柱を復元。
用途は
物見や、やぐら、祭殿など
諸説あり。
6本の柱は等間隔に建てられ
当時の測量技術は高く、
考古学的価値がある、
と考えられています。
あまりも遠い時代すぎて
興味がなかった私。
でも、ちょっと変わりました。
なんてロマンに満ちているんだ!
三内丸山遺跡で
5,000年の時を飛び越え
貴重な体験をしてきてください。