あんみつとシナモン

ハイキング・山散歩・観光旅行・
美味しい店・美術鑑賞・等々
おすすめしたい事だけを
載せています。

青森県の三内丸山遺跡に行こう!

2019年08月31日 | 国内旅行


JR新青森駅からバスで15分。
日本最大級の縄文集落遺跡
三内丸山遺跡に来ました。





復元された
遺跡が点在する広場に
行く前に
縄文時遊館に入り
縄文について学びます。

ここには
重要文化財約500点を含む
約1,800点の出土品を
展示しているのです。





拝観料(410円)を
支払い入館。





壁に土器のオブジェ





異形石器
(重要文化財)
約5,000~4,000年前





ヒスイ製大珠5,000~4,000年前





大型板状土偶(重要文化財)
約4,500年前
長さ32㎝





石槍(重要文化財)
5,500~4,000年前





人形を使い、当時の暮しを
わかりやすく紹介しています。





南盛土
1,000年間かけて
2mの層になった
ゴミ捨て場。
土器や祭りで使ったと
思われる土偶やヒスイも
出土されています。





復元した竪穴住居
当時の暮しがわかりやすく
再現されています。





時遊館地下1階
縄文ビッグウオール
壁に配置された
土偶の破片は
下から上に向かって
新しい時代のものとなり
(約5,900~4,200年前)
黒っぽい色が明るい色に
なっていきます。





時遊館地下1階
一般収蔵庫
一部の破片から
復元された沢山の土器。

恐らく晴れやかな場所に
展示されることはない
地味な土器たち。

何千年の永い眠りから起こされ、
今この世を見て
どう思っているのかな・・・。



さて、屋外にでましょう!





5,500~4,000年前まで続いた
縄文時代の集落跡
東京ドーム約9個分、
約40ヘクタールの広大な敷地。
2000年、国特別史跡跡に指定。
発掘調査で土器・石器などが
多数出土され公園としました。





敷地内に点在する
復元された遺跡。

竪穴建物の内部は
地面を掘って床を造り
炉を造る。





大型竪穴建物
長さ32m、幅9.8m
遺跡最大の住居跡





同上(内部)
集会や共同作業の場として
使われていたらしい。





三層の堀立柱建物
直径2mの穴に
直径1mのクリの木柱の
一部が残っていた為
高さ15mの6本の柱を復元。
用途は
物見や、やぐら、祭殿など
諸説あり。

6本の柱は等間隔に建てられ
当時の測量技術は高く、
考古学的価値がある、
と考えられています。




あまりも遠い時代すぎて
興味がなかった私。
でも、ちょっと変わりました。
なんてロマンに満ちているんだ!

三内丸山遺跡
5,000年の時を飛び越え
貴重な体験をしてきてください。







白金高輪の天婦羅「かし道」に行こう!

2019年08月24日 | グルメ(都内)

地下鉄の白金高輪駅から
階段を上がると
高輪総合支所があります。
そこからエレベーターで
一番上の5階で降ります。
旧高松邸がある高台に
出てきます。
そこから30秒で
天婦羅かし道があります。





まったくの住宅地、
そこにポツンと天婦羅や。
見落として通り過ぎないように
気を付けてください。





店内は普通に
落ち着く和風の店。
小上がり席は12。
畳ではなく椅子で
食べられるのは
有難いかも。

ご夫婦二人でお店を
切り盛りしてるらしい。





店主が黙々と天婦羅
揚げるカウンターは8席。
やはり天婦羅
カウンターでなくっちゃ。





今日はランチで来ました。
天婦羅定食 1,300円

まず、ご飯・香の物・みそ汁・
  天つゆと大根おろし

天婦羅

エビ② 魚① 野菜③ 
かき揚げ①
 です。

















野菜の味をしっかり感じる
軽い揚げ方。

男性にはちょっと
軽めのランチ。
でも、女性には
ちょうどいい量。

また 来たいお店です。







DIC川村記念美術館併設のレストランに行こう!

2019年08月23日 | グルメ(東京・神奈川 以外)


東京駅八重洲口から
直通バスに乗って
千葉県佐倉市にある
DIC川村美術館に来ました。

美術館の記事は
8月2日に投稿しました。

今回はこの広大な美術館
敷地内にあるレストラン
ついてです。

レストラン名は
ベルヴェデーレといいます。





バスを降りると
すぐ目の前に
レストランとショップの
入口があります。





美術鑑賞の前に
食事をしてしまおうと
開店早々入店しました。

このレストラン評判がよく
12時には順番待ちだそうです。

白を基調にした店内。
上品で清潔感が漂います。

私達は奥に進みます。





入店してから振り返り
入ってきた入口を見る。

手前の沢山あるテーブル、
後日聞いた話では
バスツアー客の為の
席のようです。





奥に案内される途中に
あった個室。
腰高の出窓が
おしゃれな雰囲気。





外を見ました。

緑あふれる樹々の中に
このレストラン
建っているんだ・・・。





建物の一番奥、
ここが一般客の為の
特等席のようです。

前方と左右は
ガラス張りの大きな窓。
そして自然溢れる森が
レストランを包んでいます。



今回はスタセット
1,800円を注文。
前菜
+パン
+(3種類の中から選ぶ)パスタ
+デザート盛り合わせ
+コーヒー(又は紅茶)






冷前菜盛り合わせ





パン





私が選んだ
極太マカロニのリガトー
千葉県産三元豚と
ひよこ豆のラグー


ラグーはイタリア語で
ミートソースのようなもの。





同行者が選んだ
船橋港ホンビノス貝の
スパゲッテイ
(+200円)

ホンビノス貝はハマグリに
似ています。





デザート盛り合わせ





コーヒー(又は紅茶)



ベルヴェデーレ
イタリア語で
美しい眺めという意味。
その名の通り
開放的な空間で
窓からは美しい景色。

食材は千葉県産
こだわっているのです。
料理の味付けは
濃くなく薄くなく、
とてもいい味でした。

食後の散策は気持ちがいい。
美術鑑賞も心豊かになる。

都心からちょっと遠いけど
ここに来て
後悔することはないと
思います。







はとこのМ男さんー写真展№22

2019年08月19日 | フォトアルバム


広島みなと夢花大会





同上





サギソウ 
広島せら夢公園





ハッチョウトンボ
広島せら夢公園





松江水郷祭の花火
お地蔵様をシャドウにして
撮りました。






同上





8月9日 朝
瑞穂スキー場にて
夏の天の川を撮りました。





同上





同上
車の窓ガラスにも
星が映っています。






蝉の羽化の写真
松江城山公園
始めて見ました。
生命の誕生です。






同上





同上
最終形





ヒマワリ
出雲平野





夕日の中の富士山








宇都宮の大谷資料館に行こう!

2019年08月14日 | 散策

JR宇都宮駅から車で30分走ると、
大谷石の産地
大谷町に着きます。

ここでは大谷石
地下採掘場
一般公開しています。
大谷資料館といいます。





入口から続く階段を降りると
ほのかな灯りに照らされた
荘厳な空間が
目の前に広がりました。

まるで古代遺跡を
彷彿とさせるような空間です。





この地下坑内は、
大正8年(1919年)~
昭和61年(1986年)の間
大谷石が採掘されました。
広さは約20,000平方メートル
深さは地下約30mあります。
野球場がひとつ入る大きさです。
容積は約300,000平方メートル
約1,000万本の石が
切り出されたのです。





昭和54年(1979年)より
一般公開をしています。





大谷石とは?
栃木県宇都宮市
大谷町付近一帯から採れる
流紋岩質角礫凝灰岩の総称。





約1500万年前、日本列島の
大半が海中にあった頃
火山灰や軽石が堆積し
大谷石が誕生しました。





手掘り時代は
石の切り出しから仕上げまで
1日に加工できる本数は五十本。
一人当たり10本ほど。

石を1本掘るのに
4,000回もツルハシを
ふるったそうです。





機械掘りのあと。

昭和35年に採掘が
完全に機械化されました。

機械化以降は
一人当たり1日50本も
加工できるようになったのです。

壁についた縦の溝は
丸鋸式平場採掘機で
切り出したあとです。





近年、創造の空間として
注目を集めています。

展覧会、演奏会
映像の撮影など
文化芸術の発信地に
なりました。





地下神殿のような神秘的な
採掘場跡には
アーティストによるオブジェが
飾られていました。




巨大な地下空間は、
大谷の隆盛を支えた職人達の、
過酷な仕事現場でした。

それを今に伝える
検証の跡でもあると
感じました








青森 五所川原の立佞武多を見よう!

2019年08月12日 | 国内旅行

念願だった、青森県五所川原市
立佞武多(たちねぷた)
見てきました。
開催期間は
毎年8月4日から8日までです。





お祭り初日の4日に行きました。
オープニングセレモニーに続き
地元出身の歌手吉幾三さんが生歌披露。
相変わらず声量ありますね。





2019年新作の大型立佞武多
《かぐや》

夕闇せまる7時過ぎ、
立佞武多の運行が
始まりました。





思わず見上げる23mの立佞武多
ビル7階建て相当の大迫力。





大型の山車は(23m、約19t)3台。
中型・小型も約15台 運行されます。





明治時代までは作られていたが
一時は姿を消した立佞武多

設計図や写真が発見され
1998年、80年ぶりに復活したのです。





平成10年より、毎年新作の
大型佞武多が制作され
平成12年に初めて3台の
大型佞武多が運行され、
この年から、新作1台を加えた
3台の大型佞武多
運行されるようになったのです。





佞武多の材料は
木・針金・糸・紙。





2018年作 大型立佞武多
《稽古照今・神武天皇、金の鵄を得る》





2017年作 大型立佞武多
《纏》



短い夏の風物詩、
超高層の山車が夜空を彩る。

これぞ東北の夏祭り 


                







目黒区美術館に行こう!

2019年08月11日 | 芸術鑑賞

目黒駅から徒歩10分にある
目黒区美術館では現在
太田喜二郎と藤井厚二
日本の光を追い求めた画家と建築家
という展示をしています。
2019年9月18日まで
入館料(一般)1,000円





赤い日傘 1912年
太田喜二郎 作(1883~1951)
京都を代表する洋画家。

ベルギーに留学し、
ベルギー印象派の画家
エミール・クラウスに師事。
帰国後は明るい点描表現で
印象派を日本にもたらした画家。
1917年頃、点描をすて
平滑な筆遣いに変化していく。





聴竹居 重要文化財 1928年
藤井厚二(1888~1938) 設計

聴竹居は京都市内にある
藤井の代表作で自邸。
構成が斬新で
自然環境を取り組んだ
空間として近年話題になっている。

太田喜二郎の住宅も設計。
北側採光を取り入れたモダンな
アトリエがある。



二人の交流の様子を
紹介、展示しています。

おまけ美術館のラウンジに
  行って休憩してください。
  静かで落ち着きます。
  コーヒーはドリップで
  紅茶は茶葉で、
  ローズティは三種を入れ
  本格的です。
  お値段が安すぎる







最強のパワースポット「御岩神社」に行こう!

2019年08月10日 | 散策


JR日立駅よりバスで35分。
茨城県日立市にある
御岩(おいわ)神社に来ました。





創建は不明。
しかし、縄文晩期の
祭祀遺跡が発掘されたことで
古代より信仰の聖地で
あったらしい。





参道
188柱ものあまたの神々を祀る
国内屈指のパワースポット
日本の神様すべてが
ここにいらして
ここでお参りできるのか・・・。





楼門の右手に
ご神木の三本杉が立っています。
推定樹齢500年、幹周8.48m
樹高約50m。





楼門大仁王門





楼門の中、
下から見上げました。





境内のせせらぎの音で
心が洗われていくよう・・・。





うっそうとした杉並木。
空気が美味しい。










斎神社 回向殿





御岩神社
荘厳な拝殿です。

葵の紋が付いている理由。
ここは水戸藩の祈願所であり
藩主は代々参拝する習わし。
神社の維持管理も
水戸藩の務めだったのです。





今日はここまで。
参道を戻ります。

ここの杉並木は
空気が違う
とても神聖な気持ちになりました。



古代から信仰が続く
とても神秘的な聖域。

御岩神社拝殿から奥の森は、
御岩山(492m)の山頂に
続くハイキングコース。
片道約30分で登頂できるそうです。
次回は登ってみたい。







DIC川村記念美術館に行こう!

2019年08月02日 | 芸術鑑賞

千葉県佐倉市にある
DIC川村記念美術館
行ってきました。
JR佐倉駅南口から
無料送迎バスで20分。

東京駅八重洲口から
直行バス(60分)も
出ているのです。





DIC川村記念美術館
千葉県佐倉市の南西端に
位置し、北総大地と
呼ばれている自然豊かな
場所にあります。

約30ヘクタール9万坪の
敷地には
美術館レストラン
自然散策路
屋外展示作品などが
あります。





美術館の建物外観は
古城かワインセラーの
ようなデザイン。

館内は撮影禁止。

17世紀のレンブラントから
モネ・ルノワールなどの印象派。
ピカソ・シャガールの西洋近代美術。
20世紀後半のアメリカ美術などの
作品を展示してます。






美術館入口左手にあった
屋外展示作品
清水久兵衛作《朱甲面》





フランク・ステラ作
《リュネヴィル》






美術館内の展示作品を鑑賞後は
敷地内の庭園を歩きます。

噴水も涼しげな大池。





訪れたのは6月中旬。
きれいに整備された
遊歩道には紫陽花。





広場の真ん中にある展示作品
ヘンリー・ムーア作
《ブロンズの形態》






絵画モネの睡蓮のような池





その睡蓮が咲く池の
畔にハクチョウが
休んでいました。





庭園内にあるテラス。
建物内にある自販機で
飲み物を買って
樹々に囲まれたテラスで
休憩をしましょう。




こんな贅沢な美術館を作ったのは
印刷インキのDIC(旧大日本インキ化学工業)
DICと関連グループ会社が
収集した美術品を公開するために
1990年5月に開館したのです。


とても手入れが行き届いた
庭園散策路。
佐倉に住んでいれば、
お弁当持って、
駅から無料バスでここに来て
庭園散策だけでも充分
楽しめますね。
贅沢だわ~