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さながら極楽浄土のごとし
この浄土ヶ浜という名称は
宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖和尚(1727年没)の言葉から
名付けられました。
宮古駅から車で約15分、
浄土ヶ浜という名称が付く前の江戸時代は
みやこじまとかみやこしまべと
呼ばれていたそうです。
およそ4万年前に冷えて固まったマグマは流紋岩で
地上に現れた後、
波や風に浸食されて今の形になりました。
とがった白い岩石と白い砂浜。
コバルトブルーの海。
ここは三陸一押しの景勝地です。
浄土ヶ浜の目の前にあるのが
浄土ヶ浜レストハウスです。
震災時は6.5mの津波が押し寄せました。
2012年7月21日にレストハウスは営業再開。
建物の外観には、津波の高さを
表すプレートが付いていました。
レストハウスの1階には
震災時の悲惨な状況を写した写真が
貼ってありました。
今は、内部もきれいにリニューアルされ
魚介や地元産食材を使ったメニューなど
お土産品も充実していました。
レストハウスの近くには
変化に富んだ美しい海岸線を
海から眺めることができる遊覧船があります。
桟橋から沖合の日出島一周(40分)
船の周りには特製うみねこパンを求めて
ウミネコが乱れ飛びます。
船上から陸中海岸随一の名勝を見学。
切り立つ断崖や奇岩など
三陸復興国立公園ならではの自然の造形は
観光船から眺めると一段と
迫力があります。
蛸の浜、ローソク岩、潮吹穴、姉ヶ崎、日出島など
天候に恵まれた三陸の洋上で
観覧を楽しむことができました。