あんみつとシナモン

ハイキング・山散歩・観光旅行・
美味しい店・美術鑑賞・等々
おすすめしたい事だけを
載せています。

日光田母沢御用邸記念公園にいこう!

2012年06月29日 | 散策


日光「神橋」から左へ約1キロ
(又はバスなら「田母沢」で下車1分)
の場所に日光田母沢御用邸記念公園があります。
ここには当初、
日光出身の明治時代の銀行家の別邸がありました。
銀行家から天皇家に所有が移り、
明治32年には大正天皇の静養場所とするため
移築、造築、改築を繰り返し、
三代にわたる天皇・皇太子が利用しました。
戦後、研修施設などに使用、
平成12年に記念公園として一般公開されました。

敷地11,900坪、建築1,360坪、部屋数106室
一棟の床面積では我が国最大規模の
木造建築物だそうです。
「国の重要文化財」指定。
「日本の歴史公園100選」に選定されています。
 

   


          御車寄





       落ち着きのある中庭 





    錺金物は勿論、菊の後紋章





 ビリヤードでプレイなさったところ。
 日本語では御玉突所()と言います。





  公式儀礼の謁見所
  手前の小机はハットを置かれたところ?(らしい)





 二階、天皇御寝室の隣室は
 三種の神器を安置する部屋
 こちらへ、天皇が保養に来られた時は「剣」と「勾玉」も
 同行するようです。
 




  天皇・皇后が御一緒に食事をなさった部屋





  樹齢400年の枝垂れ桜。これが見たくて入園する人多し





  御庭に立つと数寄屋風書院の三階が見える。










  見学した日は宮廷衣装「十二単」「束帯」の特別展示期間でした。  
  (5月10日~30日まで)





  この時期は「クリンソウ」が咲いていました。(5月下旬)









   
              庭園の清流 









外観は純和風建築、でも内部はシャンデリアや、
絨毯が敷かれている。
和洋折衷の和風でモダンな世界にしばし浸りましよう。

まだ、一般公開になってから
10年ちょっとしかたっていないので
昔はよく日光に行ったけど
最近行ってないという人の中には、
この御用邸記念公園は
知らなかったという方多いです。
しばらくの間は隠れ観光スポットかも…
行くなら今のうち? 

 日光田母沢御用邸記念公園はここから
   
    http://www.park-tochigi.com/tamozawa/








箱根名物 絹引うどんを食べよう!

2012年06月26日 | グルメ(横浜周辺と神奈川県内)
  箱根には一見蕎麦?と間違えるようなうどん!があります。



  そのうどんは箱根芦ノ湖々畔,箱根登山バスの
  「元箱根」バス停 近くにある御食事処
  「絹引の里」というお店で食べることができます。



  店の前に置いてある看板。
  ソバ屋ではなくうどん屋ですよ~と言ってます。



  お店の前はいつもは順番待ちの人でごった返してます。
  私達は予約していたので、即 入店。



  「野菜や海老の天ぷらと絹引天せいろ」セットがお薦め。
  野菜テンプラ…サクサクしているし、野菜自体も旨い。
  絹引うどん…こしがあり、食べやすい細さで
  (蕎麦よりうどんが好きな私は)大満足



  黒牛蒡のすりおろした物を混ぜ合わせたので黒いつぶつぶが
  うどんの中に見えます。
  野菜の牛蒡も一緒に食べられるなんて、なんてヘルシーなうどんなの

  本当にこれは蕎麦ではなくてうどんですよ~   


箱根「絹引の里」はここから
    http://www.kinubikinosato.jp/



山中湖のKABA号に乗ろう!

2012年06月22日 | 散策

富士五湖のひとつ、山中湖にはカバが生息しています 
と、いうのはウソで、
水陸両用バスのKABA号が昨年から登場して新名物になっています。



日本でも水陸両用バスはまだ珍しいそうです。
有名工業デザイナーによるポップな車両のデザインです。


特に正面が船の形なんて、こんな水陸両用バスは山中湖だけです。


車の後方はスクリューを搭載。



ガイドのお姉さんのお話は面白いから
子供は喜びそうですよ。



運転席にはハンドルと舵があります。


まずは山中湖周辺の森林の中を、車輪で走り(あたりまえだわね
そのまま山中湖にダイブ 



水の中を早く走るわけではないけれど、
のんびりクルージングを楽しめます。
湖上を渡ってくる涼しい風が気持ちいいですよ。 
行程は45分位です。



水陸両用バスKABA号についてはここから
    http://transportation.fujikyu.co.jp/transportation/kaba/suiriku/


 陸だけ走る屋根のないオープンバスのKABA号もあります。
      このカバは湖には入りません。

「黒蜥蜴」を明治座で見よう!

2012年06月19日 | 芸術鑑賞


数日前に芸能ニュースでお騒がせの「浅野ゆう子さん」が
主演する「黒蜥蜴」を明治座で観劇しました。

あのニュースで興味を持って出かけた訳ではなく、
観劇に行ったのはそのお騒がせの前です。
(あの後だったらゆう子さんを見る目が変わったかも)

時代は昭和初期、斜めに傾けたレトロなセット。
お話は トリックにトリックを重ねた犯行と大人の恋愛劇。
敵同士なのに、互いに惹かれあう女怪盗と名探偵。

勿論、女怪盗は浅野ゆう子、名探偵明智小五郎は加藤雅也。
お二人の日本人離れしたスタイルの良さは舞台でいっそう映えました。
(加藤雅也さんってなんていい男なんでしょ

黒蜥蜴は11回の衣装の早替え。
ヘアースタイルを替えたり和服からドレスになったりの早替えで見ごたえあり。
衣装のプロディースは今話題の「スタイリストのカリスマ」
犬走比佐乃さん

関西弁を話す場面がありました。
どなたかのブログに「関西弁が下手。
東京人が見る舞台だからあの程度でもいいんでしょね」(関西人)
とありましたが、そもそも、浅野さんも、加藤さんも関西人らしいです。
関西弁が下手なわけがない。
東京人からみたら、浅野さんはびみょーに関西アクセントが出ますよね。



俳優の皆さんとてもセリフがハッキリしていて聞き取りやすい。
脇役も 鷲尾真知子・渡辺哲・佐戸井けん太・奈良富士子・賀集利樹
など豪華です。
宝石商の娘に扮する「林丹丹」って誰?と思い調べたら
第11回美少女コンテストのグランプリをとった女の子
日本人の父、中国人の母をもつ。 日本語・中国語・英語が堪能。


舞台「黒蜥蜴」について
初の舞台化は1962年3月(サンケイホール)
初代水谷八重子と芥川比呂志。
次のペアが、京マチ子と大木実
それから数十年は(ご存じの)美輪明宏が黒蜥蜴。
お相手役は、木村功・天知茂・名高達男・榎木孝明・高嶋正宏…などなど


浅野ゆう子さんについて
実は(私)彼女の隠れファンです。
特に2時間ドラマ。○○○殺人事件とか系?での
彼女が主人公のドラマは必ず見ます。
シリーズ化しているのは
西村京太郎の十津川警部の奥さん、十津川直子役
農家の嫁は弁護士の神谷純子役
最近では作家山村美紗本人の役でけっこう派手なヘアーと服で
恐ろしかったが本人はノリノリで演じていたみたい。

ま、彼女は真面目なシリアス系ドラマよりも
明るくコメディタッチの主人公を楽しそうに演じているほうが
地のままみたいで、見ているこちらも楽しいかも。

黒蜥蜴の舞台は6月24日(日)まで。


アルピニスト渡辺玉枝さんの事を知ろう!

2012年06月18日 | 山登り


    先月、5月20日付けの山梨日日新聞に
    エベレスト登頂を成功させた渡辺玉枝さんの記事が載っていました。
    一部抜粋しましたので、お読みください。 

『世界最高峰エベレスト(中国名チョモランマ8848m)登山に挑戦していた
渡辺玉枝さん(73)=富士河口湖町=が19日午前7時(日本時間同10時15分)ごろ、
登頂に成功し、自身が持つ女性最高齢の記録を10年ぶりに更新した。      
渡辺さんは2002年5月にも63歳でエベレストを制覇。
ポーランド人登山家が保持していた当時の記録を塗り替えた。
同行したカメラマンの村口徳行さん(55)=写真左側=も7回目の

登頂成功で日本人の最多登頂記録を更新した。   

渡辺さんは4月にネパールのカトマンズからチベット側に向かい、
エベレスト北側のルートから登頂に挑戦。
現地時間の18日夜に8300m付近から頂上へアタック開始。
19日午前7時ごろ、登頂成功。
そして、過去の登山者のごみを清掃しながら下山。

70代のエベレスト制覇は、三浦雄一郎さんが03年に当時世界最高齢の70歳で成功。
三浦さんは、08年にも75歳で2度目の登頂を果たしている。
男女を通じた最高齢登頂は08年、ネパール人の男性登山家が76歳で達成。』
  

    渡辺さんの人柄についても新聞は書いています。

『「高校まで一日も休まない頑張り屋」「物静かで謙虚」
渡辺さんをよく知る人はこう評する。
1938年11月21日、旧河口村(富士河口湖町)に5人きょうだいの末っ子として生まれる。
渡辺さんが小学校3年の時に嫁いできた義理のお姉さんは
「具合が悪くても、小学校から高校まで1日も休まなかった」と振り返る。

登山を始めたのは、神奈川県庁に勤務していた20代から。
77年に海外遠征開始、91年ネパールのチョー・オユー登頂、
その後次々と8千メートル級を制覇。
02年エベレスト、04年ローツェ、と8千メートル級5座制覇。
植村直己冒険賞や野口賞を受賞。

輝かしい登山歴を誇るが、周囲に自慢げに話すことはないし、
エベレストの思い出を話す時も率直に感想を表現し、嫌みがない。
と周囲の関係者の話。
実兄がエベレスト挑戦を知らされたのは3月28日の出発前夜。
友人にも知らせず、育てているポインセチヤの水やりを親族に頼むと、
静かに現地に向かったそうだ。 』





    実は私の(山の)大先輩T子さん(70)が、
    渡辺玉枝さん(73)と山仲間だったそうです。
    この写真は神奈川県庁勤務時代の山サークルで
    越前岳に昭和42年1月に登った時の写真だそうです。
    時代を感じさせる山ファッションですよね。
  ~~後列左が渡辺玉枝さん。右が大先輩のT子さん。~~

  そして、この職場のサークル登山がきっかけになり  
    山の魅力に開眼し、渡辺さんの大いなる挑戦の
    始まりになったのですね。



    この写真も同じ山行だと思います。
    これが(本当の)山登りファッションだ! というスタイル。
    ウール100%の、シャツ・ニッカズボン・靴下
    超重い革の登山靴
    両横に大きなポケットが張り出した3室のキャンバス製のザック
    いずれも、大雨は大敵!
    濡れたら重くなるし、冷えるし、乾きが悪いし…の時代でした。


  以上、2点の写真をT子さんよりお借りして、本人了解のもとに
    ブログに掲載させていただきました。



山形県酒田の山居倉庫に行こう!

2012年06月14日 | 国内旅行

 山形県酒田市山居町の山居倉庫。
 
 ちょっと前の「大人の休日倶楽部」山形酒田編のTVCMやポスターに登場。 
 そのポスターを見た時からずっと来たかった。

 今回やっと念願が叶い来ることができました。 
 


 ここは明治33年に建てられた米穀取引所の保管倉庫。
 米を高温多湿から守るため屋根を二重にし、
 庫内の地面はニガリで固めるなど工夫がされ
 今も現役倉庫として活躍しています。

 

 訪れたのは、桜が満開の頃。 
 夏に来たなら、緑まぶしいケヤキ並木が見られるのにね。
 ケヤキも日よけ・風よけの役目をはたしているそうです。


 倉庫群を反対側から見ました。倉庫の入り口になります。
 この景観も「日本の文化財」として大事にしてほしい。

 倉庫に併設されている「酒田夢の倶楽」は
 酒田市観光物産館で、酒田観光の拠点

 山居倉庫「酒田夢の倶楽」は
   ここから http://www.sakata-kankou.gr.jp/yumenokura/



フクロウのマカロンを食べよう!

2012年06月11日 | ティータイム・おやつ



 5月21日付けのブログ「富士花鳥園に行こう!」で
 家族にフクロウ好きがいるので…と書いたら
 いただきましたフクロウ絵のお菓子

 日本でマカロンといえばダロワイヨ
 そのダロワイヨでフクロウプリント付きがあるなんて
 しりませんでした。
 (普通に店頭で見た事ないので、限定品か?)
 そんな貴重なマカロンを感謝感謝です。
 
 もちろん、 家族一同で美味しくいただきました。
 ちなみに、私はFramboise味が好きです。

 マカロンの歴史などを検索していたら
 おそるべしマカロンマニアを見つけました。
 日本中のマカロンを食べつくしたのでしょうね。
 見ているだけで、胃もたれしそうになるのは私だけ?
     http://www.h7.dion.ne.jp/~vieniqua/macaron_mania.htm


 一緒にいただいたのは、浅草梅園ふくろう飴
 切っても切っても…のあの金太郎飴でフクロウバージョン。
 でもとっても絵が細かい。手作りなら巧みの技
 甘すぎないので、ついつい口に入れてしまう。
 食べすぎに注意です。







エルミタージュ美術館展に行こう!

2012年06月07日 | 芸術鑑賞



 7月16日まで、東京六本木の国立新美術館
   エルミタージュ美術館展を開催しています。

 ロシアの都サンクトペテルブルグにあるエルミタージュ美術館は、
   世界三大博物館(他は大英博物館・ルーブル美術館)の一つだそうです。

 美術館といっても歴代皇帝の居住地。
   壮麗な宮殿と300万点以上の所蔵品がみごとに調和している美術館。

 ルーブルが30万点、メトロポリタンが200万点、
   それと比べると、300万点は世界最大級の規模だそうです。

 今回は膨大な所蔵品の中から89点が飾られています。
    「ルーベンス」「レンブラント」「ドラクロワ」「モネ」「セザンヌ」
    「マティス」「ピカソ」など83作家。

 やはり、マティスの「赤い部屋」は圧巻! 
    全体の構図、配色、くねくね植物のリズム感、静物の存在感
    これは必見です。







日光五重塔特別公開に行こう!

2012年06月01日 | 国内旅行

日光東照宮五重塔は、
塔の中心に心柱が据えられ、
優れた耐震構造になっています。

この塔は高さ36m。
1650年に若狭の小浜藩主・酒井忠勝が寄進、
その後焼失 
1818年、忠勝の子孫・忠進によって再建されました。

この心柱耐震構造を
あの東京スカイツリーが応用しています。
ツリーのグランドオープン
東照宮400年祭の特別企画として
初めての日光東照宮五重塔初重内部特別公開中です。





その五重塔に行く少し手前の表参道に、
なんと標高634m(ムサシ)
場所があります。
耐震システムといい、標高といい、
不思議な縁ですね。





いつもは石の門に閉ざされて
近づくことさえ拒んでいる五重塔。
今回はその後方に回り込みます。




ポスター写真より
内部は吹き抜けになっているようです。
中心を貫く直径60cmの心柱が
4層(4階分)から鎖で
つり下げられています。
心柱の下は約10cm浮いています。




ポスター写真より
五重塔断面図。





「撮影は禁止」ですが、
朝一番で人のいない時に
すっごい遠くから望遠で
写しましたからご勘弁を
1階(初重)は仏様が鎮座しておられ、
その後方は金箔が施された
心柱がありました。
周囲のはりや柱には極彩色の模様や
竜など間近で見ることができます。





「縁の下を覗くように」とご丁寧に張り紙が。





張り紙に書いてあるように、
「見どころ!心柱の一番下の部分。」
地盤より(本当に!)
10cm浮いていました


この特別公開は平成25年3月31日まで。 
観覧料は300円(平成の大修理に充てられる)