![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e3/7712d4b2929d3a0a5ec9945c7afd6c9e.jpg)
JR西国分寺駅から
散策スタートです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/75/b157c5b9ccc7667cc0fc790eafbbd36a.jpg)
駅から約10分歩くと
小さな公園の中に
縄文時代の竪穴住居跡が
ありました。
武蔵台遺跡です。
都営府中武蔵台2丁目のアパートを
建設する前に発掘調査があり
多くの住宅跡や土器・石器が
発見されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/dd/179a0be20b1678760ca058f5420680ac.jpg)
地面を掘り込み
床に川原石を
平に敷いています。
円形部分の中央には
炉が作られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/7f/46b56091b252d1ba3960b9a9501d1348.jpg)
この遺跡の近くには
約80軒ほどの
住居あとが発見されています。
4,000年前もこの辺は
住宅地だったのですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ab/fd692bbdf608b25cec69385b822cde5c.jpg)
上記の場所から5分ほどで
国分寺市立歴史公園の
武蔵国分尼寺跡です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/27/8d2fbd6146c4c92c9d883f57eb4ec275.jpg)
天平13年(741)に聖武天皇が
鎮護国家祈願の為
諸国に国分寺と尼寺を
建設するように命じたのです。
その武蔵国の尼寺跡です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/14/27cfb4684d7c03122198b1dac318aacb.jpg)
主要伽藍の規模、基礎が
分かるように復元図あり。
掘立柱塀の一部復元や
東門、中門の位置表示も
わかりやすいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/2a/fa8609fa4f0f72d3b5262afebf85b81c.jpg)
調査時に出土したチャート石。
尼寺の金堂など主要建物の
礎石に用いられと考えられます。
大きな石は約700キログラムもあり
奥多摩で採取し運搬されたのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/4a/6295fe9ea47b523b150cae5bda818774.jpg)
上記の場所から3分で
国分寺市立四中の一角に
国分寺市文化財資料展示室の
建物があります。
無料なので覗いてみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/2a/68dc21c9b04e6902e6acc4a80985e7b1.jpg)
四中校内から武蔵国分寺を
修理する為の施設、
鍛冶工房跡が出てきました。
ここから出土した
瓦、土器、鉄製品など中心に
展示してます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/af/53789c2dcea43baa9af2d37c2f21f7c0.jpg)
国分寺尼寺跡の
整備事業の紹介映像や、
東山道、東海道諸国の古瓦も
展示しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/18/2c70dc822000a6241be21285f24b8e88.jpg)
上記の場所から10分ほどで
武蔵国分寺跡に来ました。
都に通じる武蔵路、
広大な敷地、豊かな湧水、
などの好条件で
現在の西元町が選ばれ
天平13年(741)
武蔵国分寺が建設されました。
武蔵国分寺の境内は
東西1.5km、南北1kmの
広さがあり、ここには
金堂・講堂・経蔵・鐘楼・
僧坊・七重塔・築地塀・
中門・南門がありましたが
鎌倉時代「分倍河原の戦い」で
焼失しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/1b/0513d460632b014ce36d95c0472ea9bb.jpg)
上記の場所から7分位。
国分寺仁王門に来ました。
ここは国分寺境内になります。
宝暦年間(1751~1764)に
建設されました。
門の左右には、作者不明の
仁王像が安置されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/f6/b4e132ac12c19fd08fcd6f94a70dea0c.jpg)
仁王門から階段を登ると
建っているのが
国分寺薬師堂。
ここも国分寺境内です。
建武2年(1335)
新田義貞が寄進したもの。
堂内には重要文化財の
木造薬師如来座像が安置
されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/13/70483a3d9cc6dae1fba23ebd5b65b355.jpg)
薬師堂からすぐの
都立武蔵国分寺公園です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c0/ea014e5b02b4eb44c9e107ca279b08ce.jpg)
公園内。
広さ約11万平方メートル
一周500mの円形芝生広場を中心に
サクラ・ケヤキ・イチョウなどの巨木、
滝、池、噴水が配置されています。
池のまわりには延長33m巾3mの
藤棚やノウゼンカズラの棚がありました。
開花の時期にまた来てみたいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/6c/a84d32f0bf3251fdb662ec498740c145.jpg)
公園から徒歩5分で
真姿の池湧水群。
私は何度来たことでしょう。
この付近に来ると
ホッとしますね。
ここに来るといつも
地元の子供達が
水路の中に入って
ザリガニ採りに夢中です。
「幸せな子供達だな~」
国分寺市内の湧水は
野川の源流です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/f0/c28c71a324883812c53c66f73f0d8683.jpg)
水路からお鷹の道へ。
2~3分歩くと
おたかの道湧水園(100円)があります。
旧本多家住宅長屋門を
通って園内に入ります。
本多家は代々国分寺村の
名主でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/ae/4a62c14ed63d2388681e3a0c3a8b4916.jpg)
ケヤキなどの大木が
生い茂っている
おたかの道湧水園内。
奥にある建物が
武蔵国分寺跡資料館。
ここに入ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/8a/589eb879befd04eea13dfab02525c1c6.jpg)
見る・学ぶ・訪ねるを
コンセプトにしている
史跡武蔵国分寺跡を
紹介する資料館です。
長年の発掘調査の成果を
出土した資料と共に
展示しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/90/2605331c1ddc9b6d7c1f306b0eba7a15.jpg)
縄文時代の土偶も
展示してありました。
調査がすすむと
武蔵国分寺は全国に建てられた
国分寺の中でもっとも
大きいことがわかったのです。
これからも、
昔の人達の生活の跡が
残されているこの史跡を
大事に保存してほしいものです。