あんみつとシナモン

ハイキング・山散歩・観光旅行・
美味しい店・美術鑑賞・等々
おすすめしたい事だけを
載せています。

鎌倉の中央公園と台峯緑地に行こう!

2014年02月03日 | 散策
今回は鎌倉市の中心付近にある鎌倉中央公園
その隣の台峯緑地に行きました。




まず、最初に行ったのは約23.7ヘクタールの広大な鎌倉中央公園です。



湘南モノレールに乗り湘南町屋駅で下車します。



駅を出ると、頭の上をモノレールが通過して行きます。
見慣れている人にはどうという風景ではないのでしょうが
ちょっとスリリングです。




広大な公園には出入り口が数か所あります。
今日は寺分口から入ります。
地図でいうと左上です。




すり鉢状になっている園内、
散策路を緩やかに下ります。




奥は休憩舎。
下池と上池の間には湿性花園。
夏はハスや菖蒲が咲くようです。




昔ながらの材料と工法で土塀を再現していました。



雑木林の中にある疎林広場。苗園もあり。



公園内とは思えない山道のような散策路。



ゆったりとした草地の野外生活広場。
若い親子が、ピクニック気分でランチしていました。

この辺の子供たちは羨ましいですね、
自然が多く、こんな広い公園があるんですもんね。

山崎口(地図上)から公園を出ましょう。
住宅街を歩きます。




次の目的地に行く途中には
北大路魯山人の邸宅星岡窯の跡地があります。




塀から敷地内を覗きました。
美しかったであろう日本庭園跡には竹林が残っていました。




次の目的地、台峯緑地
鎌倉中央公園に隣接していますが、
一度住宅地に出ないと緑地には入れないようです。




北鎌倉の西500mに広がる標高90mの尾根筋と
その西側の倉久保の谷戸から形成される
約28ヘクタールの地区を台峯緑地といいます。




豊かな自然に恵まれた谷戸の風景。

谷戸とは鎌倉や下総付近で山間の雑木林に囲まれた
すり鉢状の地形一帯を指した言葉らしいです。




背丈の倍もある笹竹のトンネルを行く。



谷戸底の池や湿地の自然が
大事に守られていました。




40年ほど前の鎌倉市内には谷戸は100か所以上あったそうだが、
どんどん宅地に変わっていったのです。




高台に上がっていく。 
シイ・カシ・コナラ・クヌギの明るい樹林の中を登る。




高台に飛び出たら爽やかな眺望が待っていました。
手前はJR北鎌倉駅、円覚寺、六国見山の山脈などが見えます。
鎌倉の山や高台は、だいたい踏破していたけれど
この方向からの眺めは初体験。感激です。

鎌倉中央公園台峯緑地のハイキングはこの後
源氏山公園から裏大仏ハイキングコースを通り
江の島電鉄、極楽寺駅で終わり。




寄り道をして大仏切通しを往復しました。



極楽寺駅に行く前にちょっと寄った成就院
初夏に来ると人・人・人でアジサイがよく見えません。
冬のこの時期ならアジサイはないけど、由比ヶ浜海岸は視界良好。



鎌倉中央公園はきれいでおしゃれな従来の都市型公園をやめて、
里山の景観や自然をよりよい形で後世に遺すような
自然公園という形にしているようです。



谷戸の台峯緑地も雑木林・沼、池、湿地、生物など
小規模だけど多様、多種の奥深い自然に触れることができます。
この緑地は地元の方々の努力で守られているということを
忘れないようにしないとね。





最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鎌倉歩き (nao♪)
2014-02-06 10:59:21
山仲間の一人がモノレール沿いの寺分の丘の上の住宅地に住んでいます。
鎌倉中央公園のことはチラリと聞いた覚えはありますが、こうしてつなげて源氏山まで歩けるとは
知りませんでした。
源氏山から大仏に出て、更に成就院~極楽寺までとは歩きがいがありましたでしょう・・・

横浜も谷戸の自然を生かした公園が、あちこちにあります。
派手さはありませんが自然豊かで嬉しい限りですね。

9日に山仲間との新年会で鎌倉に行きます。
食事の前に間単に歩く予定ですが、あんみつ姫様の記事、大いに参考になりました。
ありがとうございます。

返信する

コメントを投稿