日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

脳格。

2015-02-11 15:52:32 | 養生・薬膳
 朝の通勤時、まだ暗い道を狸がせかせかと横切っていきました。
家の近所で、アパートや家が建ち並び、高速道路も近くにあります。
こんなところに、狸がいるとは!とびっくりしました。

 でも、狸のほうもほんの5日前まで家庭菜園の畑だったところが、
家が建つのか、畑がつぶされ造成されていてびっくりだったことでしょうねぇ。

 人には性格や性質がありますが、
自分の脳の使い方のパターン、脳格みたいなのもあるんだな、と
本を読みながら考えました。

 だれでもそうなのでしょうが、私は結構、始終、頭を休めることなく考えている方です。
そういう風なので、たとえば、仕事がない時に家の者も出張で3日間ほどいなくて、
猫と人間ひとりだけという生活が3、4日続いても、
「ああ、だれともしゃべらなかったなぁ~」という感覚が自分としてはあまりありません。

 こう書くと、悩みが多そうだなぁ~とか、思慮深いと思われるかもしれませんが、
悩みはほぼなく、思慮もどちらかといえば、浅いほうだと思います。

 悩みについては、考えて解決できることについては考えますが、
考えるだけでは答えが見つからないことについては、考えません。
それは、考えることがムダだからと思うからです。

 たとえば、自分はこうしたいけど相手はどう思うかなぁ~などということは、
いくら考えても、相手と話さなくては始まらないので、
ただ、自分が思うこと、言いたいことは相手に伝わるように考えて、それで終わりです。

 そして、こう思うからやってみる!→ダメだった!→次考える→やってみる…以下繰り返し~の
思慮の浅い、体力勝負のような思考回路で日々動いている気がします。

 こういう私を見ている人は、
「いつも元気だね。」とか「打たれ強い」とか「前向き」などと言いますが、
本を読んでいて、私はこれじゃ!と思いました。

 曖昧なことを「良くわからないなぁ」と感じながら、疑問としておいておくことが苦手で
 さっさと結論を出してスッキリ納得すると脳が「気持ちいい」ようです。


 私は、たぶん、放っておくと考えごとが妄想の翼を広げ、暴走もする方だと思います。
だけど、自分の脳を気持ちよくさせておくために、
曖昧なことやよくわからないことは、脳からとりあえず追い出しておくのだと思います。
納得。

 自分で自分の精神衛生を保つ術を自然と選択しているのですね。
この選択ができないと、落ち込み過ぎたり、声が聞こえたり色々あるようです。
自分の脳がすっきり、気持ちの良い状態ってどんなとき、って知ることは大切ですねぇ。



コメント
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