日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

近くの他人。

2015-02-25 18:09:55 | アロマテラピー
 早朝の職場で、
トラックが並ぶ駐車場を猫が忙しそうに横切って行きました。
人の家があるといえばある、ないといえばない場所。
どこから来て、どこへ行く~と気になりましたが、
手を休める暇もないので、目で追うばかり。
ああ、ああ、気になる。

 毎週1回、アロマトリートメントに来てくださるお客様がいらっしゃいます。
友人の母上様で、私の母と同じくらいの年齢の方です。

 ご自分のからだが、なんとなく重い、鈍いという感じで、
たとえば、背中のアロマトリートメントをしていると、
「背中全体が重いと思っていたら、そこが、ねぇ!」などと
ご自身で、とてもきめ細やかに、自分の体の状態をリサーチしていかれます。

 自分のからだを細かくリサーチしながら、
自身の行動に対する反省もよく口にされるのですが、
本当によく、ご自身の状況を把握され、気にもされています。

 姿勢や歩き方には、人それぞれ癖があると思います。
体重も両足に平等にかけて立ち、
正しい歩き方ができれば、言うことなし!かもしれませんが、なかなかそうもいきません。
良い姿勢、良い歩き方にばかり、気をとられて生活するのも窮屈な感じがします。

 からだを労ったり、大事にすることは大切ですが、
あまりにも正しいからだの有り様にこだわってしまうと、
自分の正しくない!と思い込んだからだの一部に焦点が絞られすぎて、
そこへの不調が増幅する、そんな気がします。

 それよりも、こんな風だと気持ちがいいなぁ~と、
自分のからだの快適さに目を向けられると、
日々が少し過ごしやすくなるかな、と思うことです。

 それにしても、私は母と離れて暮らしていますが、
近所の方々が気にかけてくださっていて、孤独な感じが母から感じられません。
私が電話したり、帰省すると、近所の方の近況を母から聞かないことがありません。
それだけ親しくさせていただいて、ありがたいことだなぁと思います。
おかげで、私はなんの心配もなく、仕事をしたりセミナーに赴いたりすることができています。

 はからずも友人の母上様との縁を頂いて、
アロマトリートメントをして、お茶を飲んで、
少しの時間ではありますが、色々なお話をうかがいます。

 私が母と離れて暮らしていても、まわりの方が支えてくださっているという安心感。
そこまでは、私にはできていないのですが、
週に一度、友人の母上様とアロマトリートメントしておしゃべりして…という状況を
友人が「今週もかあちゃんは元気やね」と安心してくれると良いなぁと思います。

 離れた親を気にする他人が近くにいて、お互いにラッキー!
なにごとも、世の中ぐるぐるまわっているなぁと思うことです。