今度の土曜日の「組織罰を実現する会」勉強会で発表を行うために,ある本を読んでいたら,2002(平成14)年に起きた暴力団員らによる大学院生リンチ殺人事件のことが書かれていました。
この大学院生リンチ殺人事件は,被害者が亡くなるまでに何度も警察が被害者を救出するチャンスがあったにも関わらず,逃してしまったとされています。
そのため,被害者遺族は,何と,暴力団員と警察(兵庫県)とに対して損賠賠償請求(連帯責任の追及)を行い,裁判所はそれを認めてしまったのです。
私は,警察と暴力団とをひとまとめにするのはどう考えておかしい,この請求を認めた裁判所は常軌を逸していると思います。
なお,神戸地方裁判所(刑事裁判所)は,組長に懲役20年,組員らに10年から14年,女に懲役3年(執行猶予4年)としたそうですが,こちらは軽すぎて話にならないと思います。
この大学院生リンチ殺人事件は,被害者が亡くなるまでに何度も警察が被害者を救出するチャンスがあったにも関わらず,逃してしまったとされています。
そのため,被害者遺族は,何と,暴力団員と警察(兵庫県)とに対して損賠賠償請求(連帯責任の追及)を行い,裁判所はそれを認めてしまったのです。
私は,警察と暴力団とをひとまとめにするのはどう考えておかしい,この請求を認めた裁判所は常軌を逸していると思います。
なお,神戸地方裁判所(刑事裁判所)は,組長に懲役20年,組員らに10年から14年,女に懲役3年(執行猶予4年)としたそうですが,こちらは軽すぎて話にならないと思います。