前回,平成27年3月21日(土)は,古川元晴弁護士(元京都地検検事正,元内閣法制局参事官)と船山泰範教授法)から,司法が厳格な予見可能性を要求していることから社会に様々な不具合が起きていることを指摘され,現代社会に安全を確保するためには,危惧感説(言いかえると「合理的危険説」とのことです)を採用するべきだとのお話を聴きました。
今日は,山口栄一教授(京都大学)からお話を聴きます。
山口教授は,物理学・経営学が専門ですが『JR福知山線事故の本質―企業の社会的責任を科学から捉える』(NTT出版)では,JR西日本の社会的責任や,法人処罰のための刑法改正についても言及していて,3社長裁判の第2審では,指定弁護士が山口教授を専門家証人として請求をした経緯もあります。これまでと違った視点から組織罰についてお話が期待できそうです。
今日は,山口栄一教授(京都大学)からお話を聴きます。
山口教授は,物理学・経営学が専門ですが『JR福知山線事故の本質―企業の社会的責任を科学から捉える』(NTT出版)では,JR西日本の社会的責任や,法人処罰のための刑法改正についても言及していて,3社長裁判の第2審では,指定弁護士が山口教授を専門家証人として請求をした経緯もあります。これまでと違った視点から組織罰についてお話が期待できそうです。