貞観津波ルート復活！～2/20横浜地裁判決

　全国各地で行われている福島第一原発事故損害賠償請求訴訟で，先月２月２０日，横浜地方裁判所は，被告国の責任（その中核は，津波が福島第一原発の敷地を超えることの予見可能性です。）を認める根拠として，国の地震調査研究推進本部が2002年に発表した長期評価の知見を使わず，８９６年に起きた貞観津波の知見を採用したのです。
　この判決が契機となって，貞観津波ルートが復活するかもしれません。