裁判員裁判 その現状と課題

「裁判員制度」開始から10年　3つの変化に迫る(19/05/21)

　裁判員裁判制度が導入されて，10年，いろいろと問題点が指摘されています。
　特に，1審の裁判員裁判で死刑判決が出たのに，それを高等裁判所の裁判官が無期懲役に減刑することが問題とされています。
　しかし，これは，裁判員裁判の問題というよりは，裁判官の頭にこびりついて離れない改正刑法草案（1974年）第48条3項「死刑の適用は、特に慎重でなければならない。」の問題なのです。
　このことを理解したうえで，よりよい裁判員制度を構築していくべきなのです。
　

犯罪被害者の支援を考えるシンポジウムin神戸市

　いよいよ，犯罪被害者の支援を考えるシンポジウムin神戸市，本日です。おそらく，参加者，ごく少数でしょうが，それでもやります。来年もやります。

『学校事故・事件を語る会』シンポジウム↠「犯罪被害者の支援を考えるシンポジウム」準備会合

　今日は，午前中，『学校事故・事件を語る会』大集会２日目のシンポジウムに参加して，午後は，来週の土曜日（6/8）に開催される「犯罪被害者の支援を考えるシンポジウム」の準備会合に参加してきます。
　
　

カスタマーハラスメント対応

　先日のNHKのクローズアップ現代＋で，「カスタマーハラスメント！客の暴言で心が壊される」が取り上げられました。
　出演していた，学者と作家はよくわからない対策を述べていましたが，私なら，①クレイマーには毅然として対応をしましょう，②クレイムやハラスメント（嫌がらせ）の証拠を残しておきましょう，そして，③後は弁護士に任せましょう，と言います。私なら，速やかにクレイマーを刑事告訴するのではなく，クレイマーと面談して，彼or彼女が抱えている問題を聴きとって，一緒に解決策を考えます。

2019『学校事故・事件を語る会』大集会 開催のお知らせ