アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

客車列車を懐かしむ・・

2018-09-24 20:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

昔話が多くなると、爺の証拠だとよく言われる・・・

確かにそうだ。最近、昔を思うことが増えてきたように思う。時間が経つと、何でも美化してしまうのか。

昔は、魅力的に思うものが溢れていた時代。それに気が付けばとことんのめり込めた時代。今は、情報は溢れているが、目に留まるものが少なくなった時代。ありとあらゆる物事に感動が減り、非日常を好まなくなった。趣味の世界も同じだから、たくさんの引き出しが壊れて開かなくなる前に、書き留めておこうと思っている。大事な思い出、感動、挫折、衝撃、・・が風化する前にしっかりと・・・

履歴簿って、本来そういうものだったか?

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国鉄時代の東北線に走っていた普通客車列車。アントンKが知っているのは、かろうじてEF57の時代からだが、ゴーナナが消えてからも、EF58けん引で残っていたため、随分お世話になったし撮影もした。画像は、また西日暮里で撮影した夕方上野を出る125列車。デッキからのけぞって溢れそうになっている乗客が見えるが、この125列車はそんな印象が残る列車だった。多客時には大変混雑して、こんな光景が思い出される。動き始めた列車に、ホームから飛び乗るな!っと構内放送があっても、たびたび見受けられた昭和の時代。アントンKは自己管理で黙認していたそんな緩い時代、好きだった。

1978-09-25   125ㇾ  EF5870         東北本線:西日暮里付近