アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

EF6437国鉄色化へ?!

2018-09-16 20:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

EF64の一般型0番代で、唯一稼働している37号機が、このたび秋田土崎工場に入場し、デビュー当時の青一般色へと回帰するらしい。らしいとするのは、まだファンの間で囁かれている噂に過ぎないが、そうであってほしい期待を込めて今回取り上げておく。

このEF6437号機、ご存知のように茶色一色のまま、長年使用されており、定期運用は持たないものの、数々の工事列車や団体列車のけん引に当たってきた。まだ寝台特急「あけぼの」が現役の時代には、ある一定の時期のみだったがけん引の実績もある。この真っ茶色ロクヨン、どうもアントンKには、誕生当初から好みではなく写欲の沸かない機関車だった。同じ仲間のデビュー当時茶色の時代のあるEF62やEF63ならまだわかるが、ことEF64については、誕生以来茶色一色であったことは無いはず。その点でも当初は随分と心に引っかかっていたものだ。もし今回の入場で、国鉄色に復元されるのであれば、大手を振って歓迎したいが、その後にどんな活躍を見せてくれるのかも少々気にはなるところ。1000番代より好みの0番代だけに、静かに注意深く見守っていきたい。

大昔の写真で、またまたお恥ずかしいが、青色時代のEF6437を探したところヒットした画像から掲載しておく。写真の1980年は、まだEF16が国境を越えていた時代だが、いよいよ長岡区にもEF64の進出が始まり、EF16の駆逐が開始された時期。中央線では見慣れていたEF640番代だったが、ここ上越で出会うと当時はまだ違和感を覚えていた。EF15の補機でEF16の代わりに重連を組んだEF6437号機。まだこれからも末長い活躍を祈りたい。

1980-07-17   670ㇾ  EF6437+EF15139       上越線:水上-湯檜曽にて