客車列車の流れで、今回は北陸本線を走っていたEF70の普通客車列車を掲載したい。
交流機の元祖でもあるED70の後を受けて、北陸線に投入されたEF70。EF60のように、初期車はヘッドライト1燈の形態で、当時はコイツを狙いに遠征に出た。しかし御多分に漏れず、シールドビーム2燈化が進行していて、思うような写真は撮影できていない。いずれEF81の増備が進み、余剰車は九州に渡るとの情報を頂いていたので、EF70けん引の列車、特に当時は団臨運用を中心に撮影に出た遠征のようだ。この地で生まれ育った機関車であるEF70は、真っ赤な車体で、当時のアントンKには、物珍しく映ったもの。しかしどこか馴染めず、愛着が沸かずに終焉を迎えてしまった。
掲載写真は、初期車ではないが、1000番台がけん引してきた普通列車。今も昔も北陸線の撮影地と言えば、新疋田-敦賀のループ線となるだろうが、この区間の線形は、色々楽しめ1日では撮り切れなかった印象が残っている。機会があれば、再訪したい撮影地なのだ。
1982-02-27 222ㇾ EF701007 北陸本線:新疋田-敦賀