明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

あなたに今夜はワインをふりかけ 沢田研二

2019-11-23 20:08:00 | 僕の音楽日記


マンズワインのCMで流れた
ジュリーの歌

「あなたに今夜はワインをふりかけ」
「サムライ」のB面でした。

1977年 「勝手にしやがれ」でレコード大賞を受賞した年

歌謡界はジュリー旋風が吹き荒れ
圧倒的な影響力と存在感を見せつけた年でもあった。

トドメのCMソングといってもいいくらい、
まさしく時代の中心
台風の目のような
活躍だったあの頃の
ジュリー、
とにかくカッコよかったし、
歌唱力があり

色っぽかった。男の色気
へんな意味でなく
いい意味で引き寄せられてた。


11月21日はボジョレーヌーヴォー解禁日とか
いってたけど

ワインといったら
ワインの歌といったら
なんだ?

二つ思いつくのは
安全地帯の
「ワインレッドの心」
バブル前夜
ヒットし始め
日本中がお祭り騒ぎが続いたバブルの頃は
カラオケやスナックでよく歌ってた
歌。

ワイン🍷レッドの心

バブルの頃とにかく
馬鹿みたいにはしゃいで
お祭り騒ぎで
この時期
ボジョレーヌーヴォーの解禁日に
こぞってみんな
飲むことに命かけてたみたいな
なんだったのか
あの馬鹿騒ぎ。

バブル崩壊とともに
収束したけれど
その後赤ワインブームで
ボジョレーヌーヴォーも再燃して、過去最高の売り上げをつくったとか

若いワインで軽いので飲みやすいというけど
僕はワイン通でもないので
よくわからないけど

何しろ
おいしいか?って思ったのが印象。

(多分何飲ませても僕のようなやつは、飲ませるに値しないのだと思うのだが…)

だからそんな男には
どうか
ワインをふりかけてほしいのです。

ということで
ワインの歌といったら
沢田研二さんの
「今夜はあなたにワインをふりかけ」なんです!

どちらの歌もリアルタイムでしたが

やっぱ!派手めのジュリーの歌がしっくりきます。


どうかワインの味もわからない奴は
ふりかけちゃって下さい!!



粋でカッコいいジュリーが歌う
ワインの歌

作詞は
巨人 阿久悠さん
作曲は大野克夫さん
「勝手にしやがれ」の名コンビ!
出す歌 出す歌ヒットさせてたジュリーの独壇場の1977年!


まだ、あの頃のワインのイメージは
赤玉ポートワイン
だったなぁ







ジュリーのCMのワインは


もう、オシャレになってきてました。

この瓶でふりかけてくれぇ〜
ジュリーぃぃぃぃ〜!










岡本おさみ 歌コトバ ⑲ 地下鉄にのって 猫

2019-11-23 17:43:00 | 岡本おさみ歌コトバ



地下鉄丸ノ内線 での男女のやりとり

「ねえ 君」から始まる
この歌詞は


この曲を始めて聞いたときから思ってたんだけど
作曲家泣かせだなぁって


岡本おさみさんの詩って
曲がつけづらい
よく吉田拓郎さんがもらしてたことを思い出す。


「ねえ君 何を話してるの?」
「だからさ……聞き取れないよ」

感情が読み取れない
思うに…
この男のひと
怒ってるの?
怒ってる?なんて思いながら。

「だからさ、聞き取れないよ」
って投げやりな
ぶっきらぼうな投げかけ…をするのです。

「もっと、大きな声でもっと大きな声で」

それができなければ次の駅で止まった時に
静かになった時に話そう
と…

映画を見た帰りの二人

恋人になる前の微妙な距離感。

グイグイ引き寄せたいけど

「ねえ…」と呼びかけるところ
なんかは
まだ、探りをいれてる感じと
相手への距離を詰めれてない感じ。


地下鉄の電車のうるささに
うんざりするほど
嫌だと嘆き

次の駅で降りようと促す

それはある意味
彼女に誘いの手を差し伸べてる?

こんな閉塞感のある空間で
息苦しい中にいるより
目的地でもない
次の駅で降りようと
誘うってことは

これからの人生にもあるように
決められたレールの上をいくんじゃなく
自分の意思を変えてでも
自由に動いて行こうという

恋愛も仕事も
自分の感性で動こうよと
促しているようにも取れる。

僕と一緒に行動しようよ
僕と一緒に付き合ってよ
と誘いの言葉


君ももちろん 降りるんだろうね
でも君はそのまま
行ってもいいよ

でこの歌詞は終わってる
なんとも
尻切れで…
でも、君はそのまま
行ってもいいよ

あの頃の時代背景

相手を尊重するその心使いが
君は君で…と促す言葉

君はそのまま
行ってもいいよ…

一緒に行こうよではないんだね

個人の意思
個人の自由

地下鉄から降りて 歩き出そう
と思う
その行動からも

自由は自分で決めること
という
メッセージがどこか
刷り込まれてるのか?

色々考えて聞いてみると
「地下鉄にのって」
味わい深い。


後年
斉藤和義さんが
「メトロに乗って」という名曲を出した。
こちらも凄くいい歌で

こちらも男女のことを歌ってる

でも
男の方が
女のひとを引っ張っていく
エスコートする心がよく伝わる
思いやる心が
メトロにのってだ。

変わりゆく街へ出ようと誘う。
二人で見に行こうと…


始まったばかりの恋と
恋愛中の男女では
地下鉄(メトロ)にのった
感覚が違うんだろう。

時代は変われど
男と女

そばにいてほしいと願うその気持ちはどちらの歌からも伝わってくる。



猫 が歌う
地下鉄にのって

ハーモニーがいい。
田口さんのボーカルもいい!