照れなのか
プライドなのか
女性は
自分の想いを
はぐらかす
僕が…「君が好き」と言っても
君は…「君が好き」
「私も…」
をなかなか言わない
だから
両想いに憧れる
僕と同じくらい
君も僕のことを想ってる
…なんて素敵はことなんだろう
両思い
素敵な両思い
好きを測れる物差しや
秤があればいいけれど
夢か、嘘か、を確かめたくて
君の心の裾を何度も引っ張ってみる
「本音は言わないものよ」…と
君は空を見ながら呟いた
何回も言いたい言葉
「君が好き」
何回も言えない言葉
「君が好き」
一回だけしか言わないよ
勿体ぶっていう言葉
「私も大好き」
溢れた想いの言葉は
伝えたい人に伝えたらいいと
わかってるから言わない
わからなくなる前に…
気持ちが言葉にのらなければ…
そのうち気持ちが
迷子になってゆく
素敵な 素敵な両想い
生まれて初めて
想いの扉が開かれた。
僕は一方的に扉を
叩いて開けてもらってた
重い想い扉 片思い
両思いの扉はとっても軽い。
扉の向こうは
黄色い花咲く
春の景色。