さだまさしさんの歌の歌詞は
一編の小説だ
情景が目の前にうかぶ
聴いている一人一人が
同じフレーズでも
思い浮かべる情景は
それぞれ違うだろうが
広がりをみせる
その歌の世界に
ズブズブと入り込んでいくのが
自分でわかる
目をつぶってしまうと
もう
そこには
色鮮やかな
情景が広がりを見せる
さだまさしさんの術中にハマる
歌作りの天才
でもあり
喋りにも定評のある
アーティスト
さだまさしさん
久々にゆったり
まったりと聞く
「向かい風」
風は今 向かい風
私の心を押し戻す
ちぎれ雲がひとり踊ってる
でも悲しい恋と笑わないで
幸せなカタチくらい
私に決めさせて
ここがいいよね
【幸せのカタチくらい私に決めさせて】
いいフレーズだよね
人がそれぞれ思う幸せの価値とカタチ
ある人からみれば
そんなに幸せ感を感じなくても
ある人にしてみれば
余りある幸せ感にもなる
そこには
多くを望まない
ささやかさを心に持っていること
なのかもしれない。
今僕は
向かい風の中…