明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

travelers Offisial 髭男dsim

2022-04-10 20:14:00 | 僕の音楽日記
まず
髭ダンの
travelersという歌がある
これは
僕だけの感覚で思うところの
この歌の感じが
正露丸のCMソングと
どこか
メロディーがかぶるという
発見をした
その時から
どうしても
髭ダンの
この「travelers」は
正露丸のオフィシャルソングと
僕の中ではなっていて


こちらは正露丸のCM



さてさて
travelersとかけて
正露丸と解く
その心は
旅に欠かせないものでしょう


と言うことで…


僕は小さい時から
よく腹を壊しやすい子供だったし
バスにもすぐ酔って
ゲロ吐く子供だった


おっきなリバースは
しなかったけど

何かで受け止めて
被害を最小限にとどめておく

比較的
周りに配慮した子供だった


しかし、ゲロを吐くか
吐かないかであったとしても
バスの旅は
やはり憂鬱で、
バスは苦手だった

バスに酔わない場所 真ん中辺とか
一番前とか
を優先的に座らせて
もらったりした
その時の
悲壮感漂わせて
バス旅行に参加する
子供の時の僕は
それはそれは
魂が抜かれた人の
ようだったんじゃ
ないか?と
思われるくらいの
雰囲気を出していた
はずである。

そしてその頃
バスの酔い止めには
【正露丸】だった





母親が正露丸を
ちり紙に包み
(今で言うティッシュ あの頃はちり紙と言った)
バスに乗る前に飲んでバスに
乗り込んだ

そして
独特の匂いは
すぐに
正露丸を飲んだことが
バレるようにもなっていた。

そのほか正露丸は
虫歯にも有効で
ポコって穴の空いた
虫歯に
あの正露丸を穴につめると
あら?不思議
虫歯の痛みが消えた経験をお持ちの
私でして、
正露丸は万能薬として
幼少期
小学生の頃までは僕の配備薬だったのだ
その後
旅行には
トラベルミンなる薬が出たのだ!

酔い止めの薬。


この薬が出たころは
もうすでに
僕は車酔い、バスに酔うのを克服
していて
バスの最後列に座って
ぶいぶい
言わせていたのだった。

と言うことで
旅はやはり
楽しくいかなくちゃ
始まらない
そのために酔い止め薬は
ありがたく、
どーしても
すがってしまうものではあった

バスに酔わなくなっただけでも
その後の旅の印象も大きく変わった
車酔いを気にして同行する
バス旅行は
まるで囚人を護送しているように
窓の外からみえていたんじゃない
のだろうか?

いつ吐くかを思い悩んで
旅を楽しむことなんて
とても感じられなかったと思う

旅のお供に
【正露丸】!
旅のお供に
【travelers】!






絶交の歌 エレファントカシマシ

2022-04-09 16:56:00 | 僕の音楽日記
昨日まで普通に話しをしていた
仲良くしていた友達と
次の日から
急に口をきいてくれなくなること
そんな経験が
いわゆる【絶交】ってやつで…

子供の頃
近所のガキどもと
よく遊んでいた
その小さな世界から
やはり【絶交】は
始まったし、その時から
【絶交】を体験した。

一言でいって
【理不尽】
意味不明…
自分に落ち度がある場合もあるかもしれないが
数の論理で標的は作られる

ボスの一言から
標的が作られる場合と
合議で標的を作る場合とが
ある。

僕は両方を経験してきた。

ある時、ある日から
あからさまに口を聞いてくれない
無視なのである

自分にとって行き場のない
感情と苛立ちは
その理不尽なる
【絶交】に対して
立ち向かう標的がわからなくなる

その理不尽な【絶交】を仕掛けられた時
僕は遊び友達を他にも探すことにした
広く浅く付き合いを広げるようにした。
深く付き合うとそんな事になると
何もかも失ってしまうが如く
落ち込み度が半端ない
だから
自分をその場から
解放するために
エスケープするために
他の友達をつくり
逃げ場もつくっていたりした。

人は何が一番堪えるか?というと

突然のさよなら
だったり
突然に連絡をとれなくなったり
だとか
突然に口をきいてくれなくなったり
だとか
突然にブロックかけられたり
だとか
突然に泣かれたりだとか

要するに応急処置ができない
突然…が
いちばん堪えるのだと思う。

それというのも
慣れるものでもなく

やはり
辛く、苦しく
切なく、やりきれない

普通に話せた事が
話せなくなる
何かしでかしたわけでもなく
理由が見当たらない場合に
限り、
突然の理不尽な
絶交は
心のダメージが残る

交わりを断つ
絶交…

人間はコミュニケーションをとる
生き物だ
誰でも
承認欲求はある

甘えだとか
稚拙な考えだとか
交わることのない意見や
考えもあり
合間見えない関係にも
なったりもする
お互いを認め合うところまで
心が成熟していけば
【絶交】などという行動は
なくなるのだろうと思う

さりとて
幼い子供の頃だったからこそ
子供時代の惨さが際立つ
【絶交】という行為。

大人でも
無視とかもその流れであったりもする。

お互い心を寄せ合いながら
どこかに許しあいながら
思いやりながら
接していけるのなら
息苦しい付き合いも
ないのだろうとは思うものの

いつもそこにある
存在、
いつもそこにある
言葉

それがないと
心の穴はなかなか
埋まるのには至難の業だ

僕なんかも
小さい頃に開けられた穴から
大恋愛の末、
一方的にサヨナラを
告げられて去られて
つけられた穴から…
SNSでブロックされて
つけられた穴など

未だに埋まることのできない
空いたままの心の穴は

ある意味風通しがいい

何をもって埋めるのか
無理して埋める必要もないものなのか

それは
最初から
交わることのない
ものだったから
そうだったのか

答えを無理に出さずに
そのまま風に吹かれて
いるのもいいのかも
しれない

小さな頃の絶交は
突然に始まり
突然に終わる
気まぐれな遊びにも似て
結構振り回された。

僕は絶交をやられた時は
違う友達を頼ってそちらへ
エスケープした

僕が絶交をする側の仲間の中に
いた時は
するふりをして
絶交する相手には
個別にわからないところで
話しかけてたりした。

自分にやられて
嫌なことは
人には
しない
幼い頃思ったものだった。








刹那さを消せやしない T-BOLAN

2022-04-05 19:59:00 | 僕の音楽日記
90年代はジャンルも出揃って
聞きたい音楽も
よりどりみどり
ある意味 
とっかえひっかえで
自分好みの音や
コトバをさがしていた時代

93年にリリースされた
T-BOLAN の
9枚目のシングル
「刹那さを消せやしない」
ミドルテンポの心地よいロックは
メロディーラインの綺麗な
僕好みの歌だった。

聞き流しもできる
歌詞でもあるが
それなりに
深く ポイントをついて
刺さるものがある


軽く聞き流せるけれど
どこか自分に合う
フレーズがちょいちょい
引っかかってくるのだ
それがいいメロディーラインと
重なって
「おっ!いいじゃん!」って
口走ってしまう
T-BOLAN 

あの頃
次から次へと
グループがデビューして
歌もホントに
溢れかえっていた

時代の寵児は不在だったように
思う90年代
横一線の出来上がった時代

もちろん好きなグループもあって
好きな歌、作品なのだろうけど
とりわけ
あの頃は
作品に支持が偏って、誰が
横一線から抜きに出るか混沌としていた
そんな時代だった

T-BOLANやDEENやWANDSなど
いい作品を次々に出してきて
聞いてるあの頃の僕も
誰のなんていう作品かを
理解するのに
時間を要したのを覚えてる。

いい歌をキャッチするのは
早いけど
誰が歌っているのか
誰が演奏してるのか
理解するスピードが遅かったのを
思えば
あの頃から
若くなくなってきていたのかなぁと
少しずつ
時代から取り残され、置いてけぼりにされていく感覚を知るようになる

それでも流行歌に耳を傾け
いいものを理解しようとする
気持ちがあったことを
この作品を聞くたびに
思い出す。

タイトルにもあるように
せつないという気持ちも抱えつつ
少しずつ若さを失っていく自分に
精一杯のもがきを、足踏みを、
いつまでも消すことのできない
刹那さを抱いて…




春告鳥 さだまさし

2022-04-04 14:25:00 | 僕の音楽日記
朝 
散歩中に
春告鳥が泣いた
姿を探すも見えず

でも
何回も何回も
ホー 
ホケキョ
と朝の静寂を破るように
春を告げに来た

今年の冬は長く寒かったから
待ち侘びた春

出会いと別れの春

美しい日本語の歌詞に
繊細なメロディで作られた
春告鳥
古典のような言葉使いに
静寂の中に
漂う心もようを歌にした
ような作品
若い時には
耳を傾けなかった歌
好きではなかった歌

今、この歳になって
なんとなく
わかるような
わからぬような

ただ一つ言えることは
心穏やかな時でないと
この歌の良さが
入ってこない気がする

耳を傾けて春告鳥の鳴き声が
聞けたように






桜の道  風

2022-04-02 13:47:00 | 僕の音楽日記
風ファーストに収録されてる
【桜の道】

この歌のフレーズを口ずさみながら
歩く桜の道

今年も
桜が満開に咲いてる


桜って
いつのまにか
咲いてる印象。

慌ただしく日々過ごして
いると
特に下を向いてたり、
うつむき加減で歩いてたり
することの多い日々

なんだか周りが明るくなってきた
雰囲気や、気配を感じたら
見上げると桜が咲き誇ってることに
気づく。


桜の花は
儚い
人の夢のように
ハラハラと風に舞う花びら
人の夢をのせて
静かに
花は散ることも
やはり
儚くて…


「ゆっくり 花見でも…」
「桜の花でも見に行きたいな」
なんて
いつも思っては
すぐにそのチャンスを逃してしまう

毎年慌ただしく
車から眺めて見るだけの桜

儚いのは
桜ではなく

そんな余裕のない
自分なんじゃないのか?
と思ってしまう

仕事に張り切る
それもいいだろう
でも
あくせく生きて何になるんだ

そんな心の声を聞きながら

フロントガラス越しに見る
道に咲く満開の桜

春が来たんだね…