人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

御歳末おめでとうございます

2012-12-31 10:22:40 | お勧め
私の故郷、金沢市金石(かないわ)のお寺で
は、大晦日に「御歳末おめでとうございます」
と挨拶する風習があります。

今年一年、無事過ごして来たことへの感謝が
こめられています。そして、また来年も「よ
ろしくお願いします」と続くのです。

私は、良い風習だと思います。

日本では、四季によって区切る仕来たりが沢
山あります。その度気持ちも切り替えて行き
ます。

オーラスの大晦日は、例えば紅白を見て、年
越し蕎麦を食べて、有名寺院の除夜の鐘を聞
いて寝る、というパターンが多いのではない
ですか。

その前に、家族の顔を見ながら、一年「無事
に過ごせた」ことに感謝してはいかがですか。
病気を患った人仕事に失敗した人は、少なく
とも生きてこれたことに感謝しましょう。

私のように、一人暮らしはどうすればいいの
か、の声が飛んできそうですが、同じことで
す。

28日に新潟から孫たちが来ました。そして
今朝帰って行きました。

孫たちがいる間、我が家はお正月です。

孫たちは来年は受験の勉強で再来年の入試に
備える大事な1年となります。

勉強はなにも受験だけのものではありません。
一生涯自分を磨くためのものです。そのよう
な気構えが必要です。

ですが、少年期、青年期には、その度に関門
をくぐらなければ、先に進めない仕組みにな
っています。

来年78歳になる私も死ぬまでが勉強です。

まず、勉強できる境遇があることへの感謝を
忘れては行けないと思います。

それは生きてこれたことへの感謝であります。

これからのことは、明日申しましょう。

では、皆様良い年をお迎えください。


秋の空と薔薇が似合います

2012-10-24 18:16:36 | お勧め
__MG_3991.JPG" target="_blank">画像画像

植物園の薔薇です。今展示しています。
レッドもいいですが、イエローはいかが。
画像

写真を大きくして集中して見てください。
なにか、見えてきませんか。

画像

実りの秋が来ています。
画像

胃はなくても、腹は減る

2012-10-04 22:01:45 | お勧め
(ある社内報へ出稿)

20年前、生涯スポーツを目標に立ち上げた
ソフトテニスクラブは今も50人の仲間がい
ます。クラブ主催の大会には、100人を超える
人たちが集まります。71歳から始めたフル
ートは、生きがいの一つとなっています。3
年目で京都コンサートホールの舞台に立ちま
した(数少ない自慢)。

2年前、なんと食道と胃のダブルがんに侵さ
れました。内視鏡による手術で生き残り、が
ん細胞はいまのところありません。しかし、
胃は失いました。

胃はなくても腹は減る。なんでも食べていま
す。先の胃がんは20年前、前立腺の切除、
役立たなくなった臓器は次々取り去っても、
さながらみみずのように生きています。

がんよりこわいのは認知症です。ボケは自分
を見失いますから。身体は運動をしないと弱
ります。頭は使わないとだめになります。そ
れで、ブログを打っています。

京都には伝統の祭りや美しい自然、さらには
寺や神社があります。写真を撮り、取材をし
ます。旅行は目的を持って下準備をすると、
結構頭を使います。

去年は足を延ばして八日市で大凧を、新潟の
長岡で花火を撮りました。「生きていること
は素晴らしい」がブログの柱です。

テニス仲間の二人がプレー中に心筋梗塞や脳
梗塞で倒れました。幸い、手当が早かったの
で、命は助かりましたが、根本的な身体のケ
アを怠っていたようです。テニスで身体を鍛
えていてでもです。

「今日もありがとうございました」とみみず
は寝るときに合掌します。がんから逃れる度、
医療機関ばかりでなく、多くの人に助けられ
ました。全て不思議な運と縁に支えられてい
ます。感謝の気持ちを失うと運は逃げて行く
でしようね。説教じみたことを言いましたが、
だって私は真宗のお寺に縁がありますもの。

若いオーケストラの音を全身に吸収

2012-09-24 20:52:14 | お勧め
最近名手による名演奏に感激しなくなった。
そんななか、9月23日京都コンサートホールで開かれた
「関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバル」は拾い物
であった。

大阪音楽大学など八つの音楽大学のオーケストラの混成
楽団。どうせ、お祭りのパフォーマンスか思いながら1,500
円の入場料を払って会場へ入った。

演奏者の数をパンフで勘定したら、169人いた。これを二つの
オーケストラに分け、前半と後半に別々に演奏する。
最初のヒンデミットで、これはただならないオーケストラだ
と感じた。

全部を通じて言えることだが、全てについて高い水準にある。
とくに打楽器の確かさは素晴らしい。打楽器を知ってるわけ
ではないが、オーストラの柱はリズム楽器と聞いたことがあ
る。打楽器の占める位置は高く、しかも楽器の種類も豊富だ。


この日の指揮者は秋山和慶氏であった。


後半もう一つの楽団は、オルフの「カルミナ・ブラーナ」を
演奏した。
初めて聞く曲だったが、次第に引き込まれていった。

1803年バイエルンで発見された300編にわたる歌曲。吟遊詩人
らが自然、酒、愛の喜びを歌った内容でラテン語などの古語
で詠われる。

オーケストラのほか、ソプラノ、テノール、バリトンンの独唱
8つの大学の合唱団、京都市少年合唱団が加わる。

300編の中から、25曲が選ばれ、演奏された。

ヘンデルやバッハなどの宗教曲と異なってごく自然な日常ある
ような歌らしい。そんな雰囲気である。

「主よ」「神よ」とやたら出てこないのがいい。

自然に耳に入って来て気持ち良い。

これだ。おれが死ぬ時この音楽を聞きたい、途中で何度も思った。

プログラム締めくくりはエルガーの「威風堂々」第1であった。
若者ならずとも、皆が納得の曲選び。
元気を皆もらったことだった。

おじいは「長生きして良かった」と。




「すみません」は変

2012-09-15 16:39:37 | お勧め
食べ物の店へ行ったらあちこちから「すみま
せん」「すみません」と云っている。
なにを謝っているのかと思うと、客が店に注
文する呼び声だ。

ちょっと変。
なにも、ほしいものを注文するのに「すみま
せん」はないだろう。

なに、忙しい時にすみませんだろうって?
店が流行っているのは店にとってありがたい
ことだ。

三条の寿司やは必ず「喜んで!」と注文にこ
たえる。

いいねえ。聞いてて気持ちがいいわ。

注文するのに謝らなくてよい。

はっきり「注文! **をください」「**
をお願いします」

これでも、丁寧な言い方と思うよ。




El Choclo

2012-09-01 19:07:57 | お勧め
El Choclo

エル チョクロは私が一番好きなアルゼンチンタンゴ。
you tubeで見つけたこの演奏は抜群に素敵だ。
 
なにがいいかというと。
女性ヴァイオリン、チェロ奏者の艶っぽさ。

大体、タンゴの名演奏はいかついおっさんが技を発揮
するものと相場が決まっている。

ところが、ヴァイオリンが流し眼で演奏するのは初
めて見た。

アルゼンチンタンゴはもともとチリの港の場末の飲み
屋で踊っていた音楽と聞いている。

アルコールと煙草の煙、そして女。
舞台装置はこんなものだったであろう。

いまでは、洗練された《エル チョクロ》に育っている。

申し遅れましたが、私が好んで電子楽器で弾いたり、フルート
で吹くのがこの曲です。その瞬間、じじいは青年の気分にヒタ
ッテおります。お見せできないのが残念です。

梅酒の残り梅の使い方

2012-08-19 20:22:09 | お勧め
大きな瓶に残った梅酒の使用済み梅。処置に
困った私は、いろんな料理にこの残り梅を混ぜ
ている。

結果は。
どの料理も味がまろやかになる。かすかに残る
梅酒の香り。とんでもなく、料理がうまくなる。
気持ちまでも、まろやかになる。

今夜は「蛸とキューリの酢の物」に使った。
画像

用意するのものは、茹で蛸と、オクラ、キューリ、チリメンジャコ。
調味料は、酢、酒、みりん、砂糖。塩梅は自分流でつくるのが一番。

これに残り梅を混ぜる。

豆腐とオクラの味噌汁にも残り梅。

気分は江戸時代に戻る。




夏に絶品 スイカに梅干しのジュース

2012-07-19 20:41:12 | お勧め
新聞のべた記事のレシピを見たら、「すぐできる」
が見つかった。

《スイカと梅干しのジュース》
スイカの種を取り、少量の梅干しとともにマジックブレット
(ジューサー)で撹拌するだけのジュース。

①冷たくして、そのまま飲んでもいい。
②切ったスイカにかけて食べる。
③目玉焼きにかけてもgood

大体出来あがりは想像つくでしょう。
梅干しはそれこそ、塩梅してね。

マジックブレットは手のひらに大きさで、後の洗いが
簡単。強力なモーターがついており、いろいろなこと
ができて大変便利です。



パー、グー、チョキ《》グー、チョキ、パーの戦い

2012-07-19 00:12:29 | お勧め
一人ジャンケンをする。

右手でグー、左手はパー。
左手の勝ち。

右手でグー、チョキ、パー
左手でパー、グー、チョキ

これを同時にしたら、どうなるか。

2,3回練習すれば、だれでもこれくらいは楽々。
オール左手の勝ち。

進んでー
右手と左手が違う動作が出来れば、ピアノが弾ける

究極の呼吸法ーつらい時間も

2012-07-06 00:07:39 | お勧め
病院で手術を前に、死を迎える前に、人はなにを考え
るのだろう。全て人生は呼吸の連続で始まり、そして
いつか終わる。

がんの手術を受けるために、手術台に乗せられている。

この時、数息観(すそくかん)を行った。

  禅の呼吸法は、鼻からゆっくり息を吸い、鼻から
  ゆっくり吐く。息を整え、気を落ち着かせる。

《息を数える》 まず、息を吐く(ひとー)、吸うを
(つー)と数える。(ふたー)(つー)・・・十(と
ー)まで数える。これを繰り返す。
数えている間、何も考えない。
《腹式呼吸》息をゆっくり丹田に吸いこむ。肩の力を
抜く。

例えば、電車の中での呼吸法

右手全体で、左手の親指を握り、左手の平で右手の甲を
被せる。このまま、目をつむり、数息観を行う。他の人
には悟られずに行う座禅でもある。

この間、人は意識を空間に置き、苦痛と時間の経つのを
忘れる。