人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

独居老人が脳梗塞にならないために

2013-05-29 23:01:57 | お勧め
私のように、一人暮らしの年寄りが脳梗塞に見舞われた
場合、なんにも策をしなければアウト。死んでおしまい。
もっと悲惨なことは、ヘルパーさんなど人の出入りがあ
る人は数日で発見されるが、無事生活に支障のない人は
発見が遅れて・・・

そうならないために、《FAST》を守ろう。
《F》FACE 鏡を見て、左右どちらでも、ゆがんでいな
か、チェック。「イー」という。唇がそろっているか。
《A》ARM 手のひらを上にして両手を肱が水平になるよ
うに上げられるか。片方がだらんとなると要注意。
《S》SPEECH パピプペト、ハヒフヘトと言えるか。ろ
れつが回らなくなっていないか 。
《T》TIME 以上のことに異変があれば、躊躇なく救急車
を呼ぶか病院へ急ぐ。リミット4時間半(調べてほしい)

以上は毎朝欠かさず注意して生活をしています。

京都のアマ交響楽団は大人気

2013-05-26 23:12:44 | お勧め
京都は音楽の都だ。
京都市にプロ・アマの音楽家が沢山いて、毎日どこかでコンサ
ートや音楽活動をしている。プロでは京都市交響楽団の市民
への音楽活動が有名だ。楽団員が音楽を配達してくれる。

今日はアマチュアオーケストラのひとつ、〈京都市民管弦楽団〉
の定期演奏会を京都コンサートホールで聴いた。

同楽団は1968年にでき、毎年2回の定期演奏会をしている。
団員は会社員や学生ら。

プログラムの後半にチャイコスキーの交響曲第5番(ホ短調)。
この曲の最終章で金管が魂をゆさぶって締める。どの楽団が
演奏しても感動を呼ぶ。

演奏会場はほぼ満員の盛況ぶり。「ブラボー」の声とともに、
拍手に包まれた。観客とともに演奏するアマ音楽家もうれしい
に違いない。

圧倒的な金管の響きなので、舞台の人数を数えると、ホルン4、
フルート3、クラリネット2、トランペット2、トロンボーン3、チュー
バ1とそんなに多くない。

音のでかさに驚くのは素人と云われかねない。吹奏楽で高校
生でも大音響を出す。いつだったか、ベートーベンの「運命」
でペットを10本並べた例に驚いた。なんでも、新入生を全員舞
台に上げたとのこと。多分ベートーベンの時代にサックスなんか
なかったはずだが、「運命」に登場していた。

コンサートホールをほぼ埋める効果は、アマオケの入場料が安い
ことも手伝っている。今日は当日券1200円で、幼い子を持つ親
には子守りもしてくれる。

ホールに入る時、どさっと渡される演奏会のちらしからアマの交響
楽団を拾った。

▼オーケストラ・アンサンブル・京都 6月2日▼立命館大学交響楽
団 7日▼同立交歓演奏会(立教・同志社大) 15日▼京都フィロム
ジカ管弦楽団 16日▼京都市立芸術大学オーディトリアムコンサー
ト 21日▼衣笠交響楽団7月6日▼京都市立芸術大学 7日▼洛星
交響楽団 8月11日 (残り略)

「あじき路地」-新と旧のコラボ

2013-05-05 00:02:51 | お勧め
京阪五条駅から歩いて10分位、「あじき路地」がある。最近出版された
「京都の路地裏図鑑」で場所が分かった。

市内にはたくさんの路地、”ろーじ”ある。そこには古い町家と生活がある。
中には、町家に住み、店を開く若い人たちがいる。「あじき路地」もその一
つ。
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人が立っていなければ、表側から目立たない路地。
まず、近いところから、お邪魔。
外開きのドアを開けると、お菓子を焼くいい匂い。
靴を脱いで部屋に上がる。
店の名は「Maison de Kuuu」といい、店主は清水久美さん。
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おいしそうなクッキーを買って路地の模様を尋ねた。
次に訪れたのは「タカモトハンコ」。店でハンコを彫り好みの注文を受ける。
次いで「織家まりきこ」。
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つづれ織の帯や帯どめ、笛つきストラップなど小物
を扱う。山口真理さんが丁寧な説明。なんとお茶とケーキを出すもてなしも
受けた。若いお客さんが次々入店する。
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路地には、今は使わなくなったポンプ井戸も残してある。
長屋は古いが、扱う品は今風だ。
ひょってして穴場かも。

もう1軒、長屋ではないが、長屋でも店を出したことがあるという
「きとら」。家紋や動物鳥などをシルバーで創作する。美しかった
ので、追加した。
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ラ・フォル・ジェルネ 琵琶湖ホール

2013-04-29 22:13:00 | お勧め
一言で云えば、琵琶湖ホールで音楽満載の日。
4月27日から29日まで、朝から晩までびっしり音楽が流れていた。
3日間ずっといたわけでないの、プログラムを見て、29日午後から
大津市のホールへ向かった。

音楽だけでなく、湖岸は大勢の人で賑わっていた。
私が選んだコンサートは大阪フィルハーモニー交響楽団演奏のベ
ルリオーズ「幻想交響曲」。

演奏曲はこの1曲、どの演奏会も大曲なら一つ。入場料も1500~
2000円と安い。これなら会場をハシゴしても、そう懐は痛まない。
久しぶりに聞いた「幻想」は。

ベルリオーズは楽器の使い方がうまいなあ。

弦といい、2台のハープ、教会の鐘も。ブラスの迫力は高い天井を
突き破らんばかり。その中で、隣のお嬢ちゃん最後まで眠っていた。
ベルリおじさんの負けだ。
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会場の外のメインロビーで、ホール声楽アンサンブルが
ベルディの椿姫「乾杯の歌」を歌っていた。

この曲ほど、聞くものの心を揺すぶるメロディーは少ない。
あと、カルメンの名曲がつづく。
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すごい人でしょう。
これ、ただで聞けた。
ホールのすぐ横は琵琶湖。
観光の外輪船が見えた。

なんと素晴らしい立地の音楽堂である。
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すごい真っ赤な絨毯、キリシマツツジ

2013-04-27 20:06:12 | お勧め
長岡京市のキリシマツツジが満開と聞いて散歩に
出かけた。地下鉄で阪急電車の特急に乗り換える。
シートが真新しい。新車か。
座るまでもない近さだから、立って行く。
長岡京市の駅から歩いて10分。八条ヶ池に着く。
見えた。真っ赤な雲のような塊が。
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これがキリシマツツジだ。
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花びらが小粒だが、密集しているので遠くから見ると
ベターと絨毯のように見える。
池の中に建つ料亭「錦水亭」がある。この季節、筍料理がうまい
らしいが、年金暮らしには縁がない。

SLの汽笛に誘われて、梅小路公園へ

2013-04-25 22:24:51 | お勧め
稲荷山を登っていると、「ポー」とSLの鳴らす気笛が聞こえる。
「機関車館」は京都駅の近くだが、お稲荷さんまで結構ある。
暖かだったので、久しぶりに汽車ぽっぽを見に行った。

京都駅の西、歩いて15分と案内にはあるが、バスを利用。
梅小路公園は整備されて様変わりしていた。都市公園でも
あるが、いざと云う時の避難場所にしてされている。
公園の入口に「京都水族館」ができた。水族館はあちこち入って
いるので、またの機会にした。

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建都1200年を記念してつくられた「朱雀の庭」は「春の和の
花展」が開かれていた。
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扇形車庫は重文だそうだ。ここに19両のSLが保存されてい
る。うち7両は動態保存で、「SLやまぐち号」もここから出張する。
私もSLファンだ。
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毎日、子どもたちを乗せて「SLスチーム号」が構内を走っている。
入場料400円。

第一線を退いた音楽家たちが再び・・・

2013-04-19 21:09:10 | お勧め
映画「カルテット」を観た。
かつて名声を馳せた声楽家4人が自分たちが住むホーム
の存続をかけて心を一つにして舞台に立つ・・・その間に
流れるクラシックの名曲の数々。
ストーリーを簡単に説明するとそんなところ。

いきなり、ヴェルディーの椿姫「乾杯の歌」から入って行く
から大いに期待を持たせる。しかし、普通の音楽の世界
を描いていない。サクセスストーリーでもない。出てくるの
は第一線を退いた音楽家たちの姿。

年代で云えば70後半から80歳か。完全にくたびれたわけ
ではないが、「高音が割れる」心配を持つ。

この映画の面白さは会話だ。ずいぶん下ネタもでてくるし、
過去には不倫もしている。ところが、 聞き逃せないセリフ
が出てくる。例えば、「今日の舞台は成功しても明日はもっと
よくしないと客は満足しない」とか。

ノートに書き残そうと鞄をまさぐった。ところがノートはあったが、
ボールペンがない。いつもこうだ。こんなこともあった。カメラは
もって来てもカードがない。写真はあきらめた。家についてから
携帯電話にカメラがついていることを忘れていた。

映画では俳優たちがボケているし、観客の私はせりふを覚え
ようとしたが、なんにも記憶していなかった。

映画のパンフには、4人がそろって舞台に立つシーンが写され
ているが、映画はそこで終わっている。こんなこと書いて悪か
ったかな。

名優ダスティン・ホフマンが初めて監督し、日本にも訪れている
話題作。もう一回観てセリフを確かめてもよい作品だった。


♪もうすぐ春ですよ

2013-03-02 23:23:09 | お勧め
3月に入っても、風は冷たく吹きつける。
春を求めて植物園へ行ったら、ここはすでに春満開。
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菜の花
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チューリップ
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何の花かはプレートをご覧あれ。
ここは温室の暖かさ。人に交じって蜂も訪れていた。
♪もうすぐ、春ですよ♪。

日体協の公認スポーツ制度について

2013-02-20 16:01:25 | お勧め
日本にもスポーツ指導員に対する資格制度がある。
交益財団法人・日本体育協会の「公認スポーツ指
導者制度」がそれ。

日体協の歴史は古く、設立100年を迎える。主
な主催事業として、国体がある。加盟競技団体は
57。都道府県に体育協会がある。

公認スポーツ指導者は、指導員、コーチ、教師、
ドクター、トレーナー、栄養士、プログラマー、
マネジメント、など多岐にわたる。

資格を取得するには、一定の講習を受け、試験に
通らなければならない。

私は平成6年に公認ソフトテニスc級スポーツ指
導員の資格を得た。資格を得るには40時間の学
科と40時間の実技講習を受けた記憶がある。

さらに講習後試験があった。学科には、社会概念
、スポーツ心理学、同経営学、」どう生理学、同
医学、同指導論などがあった。

講義は毎日曜日に開かれ8時間にわたる講義があ
った。スポーツに対する学問を広く教えてもらっ
た。

その時は、記者在職中で、忙しい中、大学を出て
から以来の集中講義を受けた。講義のあとに試験
があったので、各教科を覚えるのに必死だった。

仕事以外で左脳を使ったのは初めてで、認定書を
もらったときは、車の免許証を初めて手にしたう
れしさがあった。


国体監督は資格を取る義務

ネットで日体協の目標を調べていたら、日体協は
今年の冬の国体から各競技の監督に公認スポーツ
指導員を義務付けるとしている。実施には5年間
の準備期間があった。

監督の認定指導員の習得はずっと前に実施されて
いるものと思った。え、 いまごろ? というの
が感想。しかし、当然の措置とはいえ、その気に
ならない人にはものすごい負担になるかも。

一連の講義を受けたら当然、高校生いえども、体
罰や暴力を与える気は失せると思う。これまで、
体罰事件が絶えないことは、日体協の公認スポー
ツ制度を横目にしか見ていないと、思っている。


フランスの柔道指導制度から学ぶ

2013-02-19 18:40:49 | お勧め
スポーツ界で次々発覚する指導者による体罰、暴力問題。
当面、当事者の免職や辞任、組織の改革で事を収めようと
している。激しく追っかけてきたマスコミも熱が下がって
いる。

それでいいのだろうか。もっとすべきことがあるのではな
いか?そんな思いを頭の片隅において新聞を見ていたら、
ぴたりの提言が読者欄にあった。新聞の読み方の一つに大
きな見出しの記事よりべた(1段)記事に値打ちものがあ
る…。

投稿氏は、「暴力根絶、仏の柔道に学ぼう」と題して、柔
道人口の多いフランスでの「資格認定制度」について紹介
していた。基になっているのは、鹿屋体育大学の浜田初幸
准教授が調査、研究した「フランスの柔道資格認定制度」
である。

今度はネットで浜田氏と研究を検索した。浜田氏は198
1年の全日本体重別選手権で優勝するなど国内外で活躍、
講道館7段の実力者であり、学者として数々の論文を発表
している。日本を代表する柔道家の一人だ。

浜田氏の論文によると、柔道人口の多いフランス柔道界で
は独自の指導資格年定制度がある。それは国家試験であり、
「資格認定」を受けない限り、柔道指導をするのは法的に
禁止されている、という。

柔道指導者は、医学的知識も含め380時間以上の研修が
義務付けられていて、フランスでは近年重大な事故は起こ
っていないという。
日本の武士道から、礼儀、謙虚、尊敬、誠実、勇気,自制
などの文言を用い、日本の伝承文化を取り入れている。例
えば「対戦相手には正しく礼をして敬意を払う」などを文
書にして配布している。

浜田氏は「フランス柔道の発展は、時代の流れを正確に掌
握しそれに対応する柔軟な思考、臨機応変な対策を迅速に
実行している」。投稿氏は「勝ち負け一辺倒でない教育を
行っている」と感想を述べている。(続きは日本の場合を
書きます)