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歴史の変換見つめた世界遺産・二条城

2011-02-22 18:04:28 | 京都の名所
京都市民にとって二条城は御所とともにかつての都の原点
である。だが、行ったことがない市民が多いのではないか。
一つは京都人は修学旅行に京都には行かないからだ。

私はお城の西側にある朱雀高校にいた。1年生で親父は校長をしていた。
そして、50歳で亡くなった。一家は金沢の実家であるお寺へ移った。

二の丸御殿。家康が京都の出張所兼宿泊所として城をつくった。以来
徳川将軍はここへやってきて、朝廷との折衝に当たったり、諸大名と
会ったりした。

見事な庭園。そして、1750年15代将軍の慶喜が大政
奉還をここで発表した。御殿には、その模様を再現する人形が配置されている。

城内は今梅が3部咲きだが、ほかに椿やなど花が季節ごとに咲き競う。


午後4時で入場できないでの、入場者は少なかった。一か所ある広い
休憩所、お土産屋は空いていた。

城外近くに、神泉苑がある。桓武天皇が794年設けた沼池。
泉が湧くことから名がある。現在、史跡の庭園には船を浮かべた京料理店が京
食材を提供している。池には、水鳥が遊んでいた。

城前の堀川、西側の千本通りは、jr二条駅をはじめ大きく変わったが、二条城
近辺はかつての街並みを残している。