人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

「いのちはだれのもの?」

2011-05-21 23:45:18 | お勧め
そりゃあ、自分のものに決まってる、というや
ろな。それならあんた、一人で生まれたと思って
いるのか。自分一人で棺桶に入れるか。これは
私の独り言です。

鷲田精一阪大総長の話が東本願寺の高倉会館で
あった。鷲田先生は、東日本震災で、関西から
経済、文化人らとともに「ささえよう日本 関
西からできること」を呼びかけている。

鷲田先生は京都出身で、著名な哲学者。今年の
新入生に学問への心構えを告示で述べられた。

右肩上がりの経済を支えてきた人、時代があっ
た。これからの時代を担う若者との年代のギャ
ップがある中で起こった大震災。という箇所も
あった。

鷲田先生の話を聞いたのは、親鸞聖人讃仰講演
会ということで一般の人たち。学者の話という
より命についてとつとつと話された。

問題を提起するということはないし、こうしま
しょうという提案もない。

それぞれが考えてはいかが、というものでもな
い。

話の多くが震災について時間を割かれていた。
先生が見た被災地では、一番被害のひどかった
ところがキレイだった。そこにはなにも残って
ないからだ。

次にひどかったのは、そのごみが流れついたと
ころ。そして、仙台市内では、普通の生活があ
ったこと。

淡路・阪神大震災は明け方家族がそろっていた。
東日本大震災は午後家族がばらばらのとき被災
した。

あとは・・・忘れた。