人生アラカルト

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シネコンと劇場型映画館

2012-02-21 16:52:17 | 行ってみて
京都の祇園会館で「はやぶさ」を観た。
劇場型の映画館でスクリーンを観たのは久しぶり
だった。

最近の映画鑑賞はシネコンが主流だ。祇園会館は
京都で珍しい2階席もある劇場型だ。シネコンと
劇場型とどう違うか。

シネコンについては、かつて定年後小さな新聞社
で仕事をしていたころに取材したことがある。

当時の私は、取材に行くまで、長く映画館の足を
踏み入れることはなかった。

その時、観たのは「タイタニック」や「もののけ
姫」だったので、いつごろの話かお分かりになろう。

「タイタニック」は、これはスクリーンで観なけれ
ば値打ちがないと思った。とくにCGを駆使した
画面の精密さに度肝を抜かれたものだった。

「もののけ姫」も画面の美しさ目を奪われた。
映画はとんでもなく進化していると思った。

不思議に思ったのは使われていたのはフイルムで
あったこと。デジタルでなかった。

聞くと解像力ではまだ、フイルムが優秀であった。
そして映画館では、我々におなじみの大きなリー
ルを持ち運びしていた。

何本もあるリールをつなぎ合わせて、一本にして、
映写する。

ところが、それまでと違ったのは映写技師という人
がいないこと、映写は事務室から5,6室のスクリ
ーンに届けていた。

係の女性が一人で、モニターを見てチェックしてい
た。女性従業員は切符のも切りをやり、開演のスイ
ッチを押す。後は閉館までコンピューターが仕事を
する。