衰えを知らない新型コロナウイ
ルスで、スペインでは高齢者の
”死への選別”が報道されている。
数少ない人口呼吸器を若い患
者に回すためだという。
いよいよ「姥捨て山」が始まった
かと思った。
年から言えば、私も選ばれる範疇
に入るだろうな。
だが、ちょっと待てよ。
ウイルスの問題だけではなく、日常
でも起こっている現象ではないの
か、と思う。
治療を続けている高齢者がもはや
延命治療を行っても助からない、苦
痛を与えるだけと判断された場合。
家族が決断を迫られるのではない
か。
この場合も寿命と考えるべきなのか。